posted by MNG
at 22:05:30 │
EDIT
【怒】 前回書いた亀井VS竹中対決について、「亀井氏が完全論破されてましたし。 亀井氏の感情論VS竹中氏のデータ論 見てて亀井さんが哀れでした。」というコメントがついていた。
竹中に騙される人は、この「データ論」に引っ掛かるのだろう。
竹中が持ってくるのは、自分の論旨に合わせた都合の良いデータであって、データから結論を導くわけではない。
始めに結論ありきなのだ。
一方、植草氏のブログでは、「11月28日の読売テレビ『ウェークアッププラス』に亀井静香郵政担当相と竹中平蔵氏が生出演し、直接対決した。論議は明らかに亀井郵政担当相の勝利だった。」と述べられている。
植草氏もデータを示して論じておられるが、彼の場合は現実に即したデータから結論を導いておられる。
どちらが信頼できるかは一目瞭然だ。
そして最も重要なのは、竹中が何を言うかということではなく、実際に何をやったかを見る事だ。
彼は「官から民へ、小さな政府、規制緩和」を主張して製造業派遣を解禁し、大企業・金持ちをますます豊かにする一方、中間層を貧困層へと転落させ、ワーキングプアを生み出した。
そしてその後、あろうことか、人材派遣会社の取締役に就任した。
まったく口ではペラペラうまい事を言いながら、結局は他人を陥れて自分はガッポリ儲けている訳だ。
こんな恥知らずの口車に騙されてはいけない。
最後に竹中を使い続けるマスコミに対しての批判を、植草氏のブログから引用する。
CIAと関わりの深いと見られる読売は、竹中氏を出演させ続けている。
視聴者は偏向報道から真実を読み取らねばならないという難業をこなさなければならないが、マスメディアの情報操作を洞察し、真実を知らなければ、日本政治の刷新は実現しない。感覚を研ぎ澄まして真実を洞察し、不正な人々を排除してゆかねばならない。
それにしても、ビラをまいただけで逮捕・有罪になるなんて、日本の最高裁はサイテーだ。
微罪逮捕は権力の都合で、どうにでも使える。
それを監視するのが司法の使命なのだが、日本では三権分立など絵に描いた餅のようだ。
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