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【怒】 島根原発2号機運転再開認める…1号機点検続く
松江市の中国電力島根原子力発電所1、2号機(運転停止中)で大量の点検漏れが見つかった問題で、経済産業省原子力安全・保安院は6日、2号機について「安全を確認した」として運転の再開を認めた。
保安院は運転再開の条件として、島根原発の安全管理体制を定めた中国電力の保安規定の変更を求めていたが、同日付で同社の変更申請を認可した。1号機は、点検漏れのあった機器の安全性を確認する作業が続いている。
島根原発は3月に点検漏れが発覚し、最終的に511件に上った。
(2010年9月6日12時58分 読売新聞)
大量の点検漏れのため運転が停止されていた島根原発2号機に対して、原子力安全・保安院がようやく運転再開を認めたが、再開時期は、なお不明だ。
また、1号機も機器の安全確認のため、3月末以来停止している。
この間、日本列島は猛暑に襲われ、電力需要はうなぎのぼり。
下記は7月分だが、猛暑日が連続した8月は、さらに多かったことが予想できる。
中国電力は25日、2010年7月の電灯電力需要実績を発表した。それによると、同月の販売電力量は前年同月比7.3%増の51億3600万キロワット時で、8カ月連続で前年実績を上回った。
(2010/08/25-13:40)
このエアコンがフル稼働する時期に、島根原発は完全にストップしていたのだ。
これは一体どういうことなのか。
原子力発電は発電量の何割かを占める、なくてはならない発電方法ではなかったのか。
しかし現実から考えると、原発は肝心な時に役には立たない、まったく必要のない、その上危険な廃棄物を量産する、無用の長物でしかないようだ。
そして増え続ける電力需要にも、他の発電方法で、十分対応できるということだ。
それなのに中国電力は、住民の反対を押し切って、山口県に上関原発を作ろうとしている。
何か、おいしい話でもあるのだろうか。
【楽】 斎藤美奈子サンはスルドイ。
今月号のDAYS JAPANのコラムを紹介してみる。
大阪のマンションで母親に置き去りにされた幼い姉妹が遺体で発見された事件と、東京で生きていれば111歳だったはずの男性がミイラ化した遺体となって発見された事件。
このふたつの事件からすぐに連想されるのは、行政の怠慢と、家族の絆の弱体化ということだろうが、行政の事情を見てみると、日本の児童相談所の要員は欧米諸国と比べて格段に少なく、日本では十分な行政サービスを提供できるだけの体制が整っていないと言える。
問題は「家族の絆」の希薄化ではなく、逆に子育ても介護も何もかもを「家族の責任」にしてきた結果であり、家族があてにできなければ行政の責任で、という話になるが、行政も慢性的な人手不足に陥っている。
公務員の数は足りていない。
にもかかわらず公務員の削減や給与カットを支持し、「小さな政府」を標榜する「みんなの党」などに投票する人がいることは疑問だ。
行政の責任を追及するなら、公務員の数を増やして福祉に潤沢な予算を回せ、と主張してもいいのではないか。
行政の怠慢をなじりつつ「小さな政府」を支持する矛盾。
公務員バッシングでのウップン晴らしは本末転倒、悪循環というしかない。
大雑把に言えば、こんなことが書いてあった。
納得である。
そしてこの件には、「家族」と「行政」の間に存在した「地域社会」の崩壊が大きく影響しているのではないかと思う。
この「地域社会の崩壊」に関して、後日触れてみようと思う。
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