posted by MNG
at 22:42:40 │
EDIT
【哀】 あれだけマスコミを騒がせた、自民の役員人事・内閣改造問題だったが、閣僚2人を追加しただけという、なんともショボくて情けない結果に終わった。
東国原知事の入閣も取り沙汰されたが、こちらも立ち消えたようだ。
まったくアホらしいとしか言い様がない。
人事権を骨抜きにされた総理に残された道は解散しかないが、こちらも果たしてやれるのかどうか、かなり危ういような気がする。
一体何のために総理になったのか、去年の総裁選は何だったのか、国民を馬鹿にするにも程があるというものだ。
さて、きのう東京都議選が告示されたが、明日はいよいよ静岡知事選だ。
民主、社民、国民新推薦の川勝平太氏と、自民、公明推薦の坂本由紀子氏が接戦を演じているようだが、この坂本氏の経歴について、今日の日刊ゲンダイに面白い記事が載っていた。
選挙ビラを見ると、東大法学部卒業から静岡県知事になるまでの24年間がプロフィルからすっぽり抜けているのだ。副知事をやめてから自民党の参院議員になるまでの5年の経歴も消している。
実は、この空白の期間、坂本候補は霞ヶ関にいた。
東大卒業後に旧労働省に入省。役人としての最大の手柄は、「私のしごと館」(京都府)の建設である。581億円(!)の税金を投じながらだれにも利用されず、10年8月までの廃止が決まった、あの“無駄遣いの殿堂”である。厚労省職業能力開発局長だった02年には、その目的や必要性について国会でも答弁もしている。
巨額の血税をドブに捨てた張本人。その犯罪的行為をヒタ隠し、シレッとして選挙を戦っているわけだ。もし知事になったとしても、まずいことは全部隠した上で県政を運営するつもりだろうか。
「坂本氏はビラから『自民党』の文字も消しています。『しあわせしずおか県民党!』 の元静岡県副知事で前参院議員。なんじゃそれ、という感じですが、陣営は自民隠しに必死です。応援に入った橋本聖子外務副大臣ら自民党の女性国会議員も、 『自民党』を口に出さない徹底ぶりです。麻生首相がその気になっている静岡入りも、“票が減る”と断っています」(地元関係者)
自分に都合の悪いことは隠して有権者を欺こうとは、まったく情けない限りだ。
静岡県の皆さんには、ぜひ賢明な判断を下していただき、麻生総理を解散に追い込んで欲しいものだ。PR