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今日の「○」と「×」

身の回りから世の中までを見渡して、感じた「○」と「×」。

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  posted by at 21:15:06 │EDIT
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またもイージス艦事故。

  posted by MNG at 22:02:34 │EDIT
【怒】 米イージス艦接触 横須賀港で釣り中のボートに けがなし
2月15日21時13分配信 
毎日新聞

 15日午後0時25分ごろ、神奈川県横須賀市夏島町沖の横須賀港で、米海軍横須賀基地に配備されたイージス艦「ラッセン」(全長155メートル、 9200トン、乗組員約300人)とプレジャーボート「SUMOMO2」(全長10.45メートル、14トン)が接触した。ボートの船長で東京都江戸川 区、保戸田誠志(せいし)さん(43)から第3管区海上保安本部に通報があった。ボートは船首が損傷したが浸水はなく、自力で帰港した。ラッセンは横須賀 基地に入った。けが人はなかった。横須賀海上保安部は業務上過失往来危険容疑で事故の原因を調べている。

同海上保安部によると、保戸田さんは同日正午ごろから、友人男性3人と一緒に横須賀基地の北東約1.7キロの沖合で、イカリを降ろしてキス釣りをしてい た。ラッセンは右後方からボートに接近し、ボートの右舷前部をこすったという。ラッセンの左舷中央付近に長さ1~2メートルの傷が2カ所、船尾に数十セン チの傷がついていた。保戸田さんは「釣りをしていたら、いきなりぶつかってきた」と話しているという。

在日米海軍司令部は「ラッセンは一時停止してボート側の被害を確認し、別の船の航路妨害とならないよう基地に入港した」とのコメントを出した。ラッセンは05年9月に横須賀基地に配備されたイージス機能搭載の誘導ミサイル駆逐艦。【野口由紀】


日本のイージス艦が漁船に衝突し、二人の命を奪った事故の記憶も覚めやらぬうちに、今度はアメリカのイージス艦が釣り船に衝突した。
万万が一の他国からのミサイル攻撃に備えるという名目のイージス艦だが、その前に国民の安全を脅かしていることについてはどう申し開きをするのだろうか。
米軍再編によって日米の軍事的一体化はますます強まり、それに従って日本周辺の危険度はますます高まって行く。
クリントンがアジア歴訪の最初に日本を訪問する事を喜ぶ向きもあるようだが、そんなことより、まず今回の事故の責任を追及し、アメリカの対日軍事要求を、国民的視点で拒否することが重要ではないだろうか。
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ソマリアの海賊についての二つの意見。

  posted by MNG at 22:28:02 │EDIT
【哀】 今日の新聞に、ソマリアの海賊問題についての小林節慶大教授の意見が載っていたので、下記に引用する。

 一刀両断 -小林 節-

護衛艦を保安庁へ移籍すればよい
2009/02/03の紙面より

 
アフリカ・ソマリア沖(インド洋)の海賊対策に海上自衛隊を派遣するかどうかが問題になっている。

 まず前提として言葉を整理しておくが、世界の基準に従えば、海上自衛隊は海軍つまり海の軍隊であるが、海上保安隊は海の警察、他国の沿岸警備隊である。また、海賊行為はいわば海の強盗つまり犯罪で、むしろ、警察、海上保安庁の管轄である。

 だから、わが国の領海に続く排他的経済水域に続く公海上で、わが国に籍のある船舶が海賊(強盗)に襲われた場合に、それに対処することは海上保安庁の仕事である。また、公海上の外国籍船でも、日本の会社がそれを運航している場合や日本人や日本人の財産がそこで襲われている場合には、日本国にも保護責任とその権利がある。

 だから今、世界の無法地帯になってしまった観のあるソマリア沖に、わが国は海上保安隊を派遣すべきである。また、それは、世界中の諸国との交易で繁栄してきたわが国の、国際社会に対する責任でもある。

 ところが、実際には、ソマリア沖の海賊は、その装備や行動様式がいわばけちな泥棒のそれではなく、むしろ、私的な海軍化しており、わが国の海上保安隊では対応できない(つまり負けてしまう)危険性がある。

 そこで、外国の海軍との戦闘を想定した装備と訓練を得ている海上自衛隊を派遣すべきだとの意見が出て来るが、それはまた別の問題を惹起してしまう。

 第二次世界大戦の敗戦国として再出発したわが国は、憲法九条の下で、間違っても再度「侵略」国にならないために、海外では武力行使をしない…という条件を自ら自衛隊に課して来た。

 もちろん、ソマリア沖の海賊は、外国の軍隊でも外国の反乱軍(つまり分裂した国家)でもない。だから、海上自衛隊がソマリア沖で海賊と交戦したとしても、それは、もとより、憲法解釈上禁じられている、他国侵略に発展しかねない海外における自衛隊の武力行使ではない。

 しかし、いずれにせよこのような懸念を回避・解消できる方法がある。それは、装備と訓練の十分な海上自衛隊の一個部隊を防衛省から海上保安庁へ移籍し(出向させ)それをソマリア沖へ派遣することである。シーレーン(海上輸送路)はわが国の生命線でありその確保は急務である。

面白いと言ったら不謹慎かもしれないが、なかなか興味深い意見だと思う。
しかし、海上保安庁の身分で派遣されたとしても、実際に海賊と戦闘行為が行なわれ、死傷者が出るような事態は避けたいものである。
それには、海賊を力で押さえ込むという対症療法よりも、海賊発生の原因を取り除く原因療法が必要なのではないだろうか。
その点において詳しく述べられている
サイトがあったので、その一部を引用させていただく。

  1991年にソマリア中央政府が崩壊して以来、ソマリア沿岸警備隊は消滅した。ヨーロッパの漁獲船団は、沿岸警備隊なきソマリアの海で、乱獲を行ってきた。2006年、国際環境保護団体グリーンピースは、ソマリアや他の地域での違法操業により、世界で最も貧しい人々に、年間数十億ドル単位の喪失が生じている問題を注目させようとした。夜、ソマリアの海は、たくさんの漁船団の灯火によって「マンハッタンの夜景のように見える」とは、ソマリアの漁業専門家の言葉である。これらの船団の国旗は、EU諸国と米国、日本のものだ。こうした形で魚の略奪と環境破壊が行われたことを、グリーンピースは海賊行為と呼んだ。そして、EUに対して明確な経済的・法的措置をとるよう求めたが、今日までほとんど行われなかった。このような状況のもとで EUが海賊対処のための艦艇を派遣すれば、結果的に、違法な漁獲船団は利益を得ることになる。

  違法操業と並んで「アフリカの角」海域の安全を脅かすのは、違法な廃棄物処理である。国連のソマリア特別大使は、08年6 月に、化学物質や放射能廃棄物まで捨てられていると述べた。また、国連環境プログラム(UNEP)のスポークスマンは、違法な廃棄物処理の経済的意義について語り、ヨーロッパでの廃棄物処理には1 トンあたり1000ドルかかるのに対して、「アフリカの角」に海洋投棄すればトンあたり2.5 ドルですむので、欧州企業にとっては大変安上がりであるとしている。

  ソマリアの海賊は海のプロで、漁師もいれば、元沿岸警備隊員もいる。90年代からのこうした状況への怒りが、海賊という形であらわれた側面は無視できない。今も海賊の一部は、「ソマリア海軍」や「国民ボランティア沿岸警備隊」を名乗っている。乗っ取った舶の身代金の相場は上昇していて、2007年は船一隻あたり10万ユーロだったが、今年は100万ユーロの単位になっている。

  海賊は組織犯罪だが、国家的にアレンジされたものではなく、海賊は戦争をやっているわけではない。マフィア的な構造を破壊するためには、軍艦や哨戒機は役立たない。効果的な軍事的解決というものは存在しえない。短期的にも軍事介入は非常に金がかかる。「アフリカの角」海域を通る船をすべて効果的に保護しようとしたら、全世界のすべての軍隊を動員しても足りない。

  インド洋における平和プロセスは、政治的・経済的展望が海賊の危険を大規模に低下させうることを示している。ソマリアの政治的解決のためには、すべての政治勢力が関わらねばならない。先進国は、自国の船団の違法操業や海洋投棄を取り締まることで、海洋の安全に大いに貢献できる。武器輸出をストップすることも重要である。

 

ソマリアの海賊問題も、テロとの戦いと似ているように思う。
欧米の都合によって「テロリスト」が生み出されたように、ソマリアの海賊も、欧米先進諸国の行為によって発生したもののようだ。
「テロリスト」や海賊を、絶対悪として殲滅しようとしても、それは不可能だろう。
やはり、原因を取り除く努力が、遠回りのようでも最も確実な道ではないのだろうか。

オバマ大統領就任。

  posted by MNG at 19:31:33 │EDIT
【哀】 オバマ新大統領が就任へ=黒人初、国民の団結訴え-経済改善とイラク戦終結目指す
1月20日16時30分配信 時事通信

 【ワシントン20日時事】米民主党のバラク・オバマ前上院議員(47)が20日正午(日本時間21日午前2時)ごろ、連邦議会議事堂前での就任式で宣誓し、第44代大統領に就任する。黒人の大統領は米建国史上初めてで、民主党政権は8年ぶり。オバマ氏は就任演説で、深刻な経済危機やイラク、アフガニスタンで続く2つの戦争という難題の克服に向け、国民の団結を訴える。
 米国は「変革」を掲げるオバマ政権の下、ブッシュ政権の2期8年で悪化した経済状況の改善、国際社会で低下した威信の回復を目指し、再生の道へ歩み出す。
 就任式は推定200万人が見守る空前のイベントとなり、厳戒下で挙行される。 

アメリカで、いよいよオバマ大統領が誕生する。
2期8年にわたる悪夢のようなブッシュ政権の後だけに、「変革」への期待は高い。

しかし、手放しで喜んでばかりはいられないようだ。
「暗いニュースリンク」はオバマ氏の資金源を問題にしているし「週刊金曜日」もオバマ氏の姿勢に疑問を投げかけている。

そして最も懸念されるのが、アフガニスタンをテロとの戦いの主戦場に変更することによる対日要求だ。
日本政府は今までどおり、唯々諾々とアメリカの要求に従ってしまうのだろうか。
憲法から考えても、そんなことは許されない。
日本の態度にも、対米従属からの「変革」が必要だろう。

やはり主体性のない日本。

  posted by MNG at 21:36:03 │EDIT
【怒】 イスラエル非難決議を採択=ガザ情勢で調査団派遣へ-国連人権理
1月12日22時45分配信 
時事通信

 【ジュネーブ12日時事】イスラエル軍によるイスラム原理主義組織ハマスの掃討作戦が続くパレスチナ自治区ガザでの人権状況をめぐる国連人権理事会の特別会合は12日、イスラエルの軍事行動を非難する決議を賛成33、反対1、棄権13で採択した。
 決議は、イスラエル軍の攻撃を「パレスチナ人への重大な人権侵害」と強く非難し、軍事行動の即時停止を求めた。決議案を提出したアラブ諸国は「より強いメッセージが必要だ」(エジプト)と主張し、停戦を求めた安保理での決議後も続くイスラエルによる軍事行動に強い不満を表明した。
 一方、決議はハマスに関し、名指しせずに軍事行動の停止を求める内容にとどまった。このため、日本と欧州諸国はバランスが取れていないと判断して棄権し、カナダは反対した。
 決議はこのほか、イスラエルによる人権侵害の状況を調べる独立した調査団の派遣を盛り込み、今後の会合でガザ情勢を引き続き討議することになった。

日本はやはり棄権だった。
アメリカは理事国に入っていないが、アメリカに気を使ったのだろう。
アメリカが理事国だったら、日本も反対に回ったかもしれないが。

それにしても「バランスが取れていない」から、棄権・反対とは。
それではイスラエル軍とハマスの戦いは、バランスが取れているのだろうか。

イスラエルは最新兵器投入、ハマスは手製武器でゲリラ作戦

1月13日3時13分配信 読売新聞

 【エルサレム=三井美奈】パレスチナ自治区ガザ紛争で、イスラエル軍は最新の高性能兵器を次々と投入している模様だ。

 これに対し、イスラム原理主義組織ハマスは、住宅密集地での戦闘で独自の手製武器でゲリラ戦を挑んでいる。

 ガザ市で活動するノルウェー人医師が地元テレビに語ったところによると、軍は米国開発の新兵器DIME(高密度不活性金属爆薬)を使った疑いがあるという。DIMEは超高濃縮炭素に金属粒を詰めた兵器で、人体の表面をほとんど傷つけずに骨や内臓を高温で焼いてしまう。殺傷力が高く、発がん性も強いとされる。

 11日には、AP通信が国軍の白リン弾投下により、女性1人が死亡したと報道した。白リン弾は激しいやけどを伴う「非人道的兵器」との批判が強い。このほか、ハマスの地下トンネルを瞬時に破壊する地中貫通弾や無人爆撃機も使用しているとされる。

 一方、イスラエル軍によると、ハマスは民兵を装ったマネキン人形に爆薬を詰めて、国軍兵が近づくと遠隔操作で爆発させる「新兵器」で対抗している。さらに、住民が退避した住宅の台所や学校の教室の机などに爆薬を隠し、国軍兵が占拠した後に爆発させているという。

 同国紙ハアレツによると、ハマス戦闘員は学校やモスク(イスラム教礼拝所)の陰からロケット弾を発射し、90秒で逃げ去る「速攻作戦」を続けている。ハマスのロケット弾は、戦闘員が着弾したミサイル片や水道管などを加工し、手製で組み立てているものが大半だ。

なんとハマスのロケット弾は、手製だという。
これだけバランスの取れていない戦いが行なわれている以上、決議がバランスを欠いているのは当然のことだろう。
イスラエルによるパレスチナ人虐殺を、一刻も早くやめさせなければならない。

イラクの被害は眼中になし。

  posted by MNG at 23:03:25 │EDIT
【怒】 イラク支援 空自飛行隊が帰国
http://www.nhk.or.jp/news/k10013151521000.html

イラクの復興支援のため、現地で輸送活動を行っていた航空自衛隊の飛行隊が21日、帰国し、飛行隊長は「被害を出さずに安どしている」などと今回の任務を振り返りました。

愛知県小牧市の航空自衛隊小牧基地から派遣されていた飛行隊は、C130輸送機3機を使った多国籍軍の兵士 や支援物資を輸送する任務を終え、今月12日から撤収作業に入っています。21日は19日に続いて、パイロットら乗員27人を乗せた輸送機が午前11時半 すぎに小牧基地に到着しました。帰還した隊員は家族や基地の隊員などおよそ400人の歓迎を受けたあと、家族と抱き合ったり子どもの頭をなでたりして、4 か月ぶりの再会を喜び合っていました。派遣部隊の飛行隊長を務めた加藤治3等空佐が記者会見し、「最後まで被害を出さず、任務を終えられたことに安どして いる。多国籍軍の活動など現地で学んだことは今後の活動に生かしていきたい」と今回の任務を振り返りました。航空自衛隊によりますと、小牧基地から派遣さ れた整備士など本隊のおよそ140人は、今月23日に帰国する予定だということです。

「被害を出さず」というのは、自衛隊員に被害がなかったということだろう。
イラクの人々は、空自が運んだ米兵と物資によって、甚大な被害を受けているのだから。
自衛隊は現地でいったい何を学んで来たのだろうか。
自衛隊の今後の活動に生かせるようなことがあったのだろうか。
答えは否だ。
たとえ侵略の方法を学んで来たとしても、決して今後の活動に生かしてはならない。
憲法に従う限り、自衛隊が米軍のイラク侵略から学ぶ事など何もない筈だ。
自衛隊は米軍から何も学んではならない。
自衛隊は国内に留まり、専守防衛に徹しなければならない。

隠された被爆労働~日本の原発労働者
アーティストは訴える!!
「ずっと嘘だった」 「サマータイムブルース」 「LOVE ME TENDER」 「原発賛成音頭」 「警告どおり 計画どおり」 「チェルノブイリ」 「僕と彼女と週末に」
原発の危険性
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戦争は忍び足でやって来る。守れ憲法9条。