posted by MNG
at 23:59:08 │
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【哀】 この所何かと忙しく、久々の更新になってしまった。
世間はシルバーウィークとかいう変てこな名前の連休に突入しているようだが、当方にはまったく無関係でずっと仕事だ。
ハッピーマンデーというのは、祝日の意味をなくしてしまうようで、イマイチ好きになれない。
と、いうことで、最近気になったニュースについて。
【喜】 総選挙から2週間あまりを経て、ようやく鳩山内閣が誕生。
閣僚の顔ぶれを見ると、何かやってくれそうで期待が持てそうだ。
中でも、死刑廃止議連のメンバーである、千葉法相の就任は朗報だ。
亀井金融・郵政改革相や福島消費者・少子化担当相も死刑反対派だし、死刑の執行が慎重になることは確実だろう。
千葉法相 死刑廃止議連のメンバー 「執行慎重に」と言明
9月17日1時8分配信 毎日新聞
千葉景子法相は首相官邸での就任会見で、死刑廃止議員連盟のメンバーであることを明らかにしたうえで、死刑執行について「職責を踏まえて慎重に判断した い」との考えを示した。「(死刑制度は)存廃に議論があり、裁判員制度の導入で死刑にもたいへん深い関心が出ている。広い国民的議論を踏まえていく道を見 いだしていきたい」と述べた。また法相の検事総長への指揮権の発動については「国民の視点に立って、検察の暴走をチェックする点から対処していく」と述べ た。【石川淳一】
アメリカがMDシステムの東欧配備見直しを発表し、ロシアもこれを歓迎。
またイタリアのベルルスコーニ首相が、アフガンからの撤退を示唆した。
ブッシュ・ブレアそして小泉の誤りが、少しずつかもしれないが正されようとしているようだ。
鳩山政権も、無駄なMDシステムや無理な「アフガン貢献」からは早急に手を引くべきだろう。
ミサイル防衛の東欧配備見直し=米、対イランでロシア協力狙う-オバマ大統領
9月18日0時37分配信 時事通信
【ワシントン時事】オバマ米大統領は17日、イランの長距離弾道ミサイル攻撃から欧州を防衛するためにブッシュ前政権が打ち出した東欧へのミサイル防衛 (MD)配備計画を見直し、短・中距離のミサイルの脅威に対処する、新たな防衛体制を構築すると発表した。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)と地上型に改 良した同ミサイルによる迎撃などを念頭に置いている。
オバマ大統領は「イランのミサイルの脅威は長距離より、短・中距離ミサイルの方が高い」と計画の見直しの必要性を指摘。技術革新により、経済的にも効果的に防衛できると強調した。
MD配備計画に対しては、ロシアが自国に脅威を与えると強く反対。東欧に配備されることにも不快感を示していた。米国は譲歩することで、イランの核問題をめぐって、ロシアの協力を得やすくする狙いがあるとみられる。
<伊首相>アフガン撤退を示唆 爆破攻撃で6人死亡受け
9月19日20時6分配信 毎日新聞
【ローマ藤原章生】アフガニスタンの首都カブールで17日に起きた爆破攻撃でイタリアのパラシュート部隊6人が死亡、4人が負傷したのを受け、ベルルス コーニ首相はこのほど、「早期撤退が最良の選択だ」と述べた。イタリアは約2800人を派兵しているが、今回の犠牲でアフガンでの死者は計20人に達し た。米国の増派要請に積極的だったイタリアだが、今後、撤退論に傾きそうな情勢だ。
イタリアの国営放送によると、首相は17日、撤退を語る一方、「国際問題であり他国との合意をすぐに覆せない」と即断を避けた。
即時撤退は無理でも「クリスマスまでの撤退を望む」と言う与党最右派、北部同盟書記長のボッシ改革担当相らの声が支持され始めている。ただし、対米関係を重んじるフラティニ外相は残留を主張しており、閣内でも議論が割れそうだ。PR
posted by MNG
at 18:56:10 │
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【怒】 先日、小選挙区制について触れてみたいと書いたが、私が書くまでもなく、五十嵐仁先生が5日と6日のブログで完璧に書いて下さった。
今回私は、先生おっしゃるところの「投票する時点での歪み」について書こうと思っていたのだが、先生の文章を読んで頂くほうがよっぽど良く分かるので、そちらの方をお勧めする。
やはり、二重の意味で民意を歪める小選挙区制は、廃止されるべきだと思う。
もうひとつ、これに関連すると思うのだが、自公政権が連発した衆議院での再議決だ。
郵政選挙で衆院の3分の2の320議席を超える議席を得た自公与党は、参院選で敗北し衆参両院でねじれ状態が生じると、数にまかせて再議決を連発した。
問題はこの3分の2の議席が、どれほど民意を反映しているかということだ。
憲法の規定は、果たして小選挙区制による選挙を想定していたのだろうか。
中選挙区政の下での3分の2と、小選挙区制の下での3分の2では、同じ3分の2でも、民意の反映の度合いは大きく異なる。
小選挙区制で圧勝した与党が再議決を連発すれば、独裁政治につながりかねない。
小選挙区制と衆議院での再議決は、両立させてはいけない制度ではないのだろうか。
そしてどちらをやめるかといえば、やはり小選挙区制をやめるべきだと思う。
民主主義の基本は、やはり民意の反映でなければならないだろう。
posted by MNG
at 18:19:59 │
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【喜】 休刊していた講談社の雑誌「月刊現代」の後継誌として、このたびノンフィクション雑誌「月刊G2」が創刊された。
矢野絢也氏による「池田大作氏のこと」など、なかなか面白そうな内容だ。
値段は結構張るが。
言論誌の相次ぐ休廃刊が続き、良質なノンフィクションに触れる機会が少なくなっていたが、これで少しは希望が持てるだろう。
本屋にあれば、買ってみようかな。
昨夜の飲み会でちょっと盛り上がり過ぎて、今日は仕事中も眠くて困った。
でも、楽しかったから良しとしよう。
posted by MNG
at 18:42:01 │
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【哀】 はじめから分かっていた。
分かってはいたが、もう少し不信任が多いのではないかと淡い期待を抱いていたが、やはり駄目だった。
最高裁裁判官国民審査のことだ。
全員信任ということは報道されたが、内容はどうだったのか分からなかったが、忘れられた一票さんのところで見ることができた。
さすが、素早い対応だ。
竹内行夫の罷免運動がサンデー毎日でも取り上げられ、彼だけでももう少し数字が上がらないかと思ったのだが、駄目だった。
全員が6から7%台という結果。
やはり、これは制度に問題があると言わざるを得ない。
結局私の投票は、小選挙区・比例区・国民審査、すべて死票に終わった。
残念至極だ。
国民審査だけでなく、小選挙区制にも大きな問題がある。
後日、このことに触れてみたい。
posted by MNG
at 22:25:48 │
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【喜】 昨夜は家に帰ると、地元のヒロイン・イモトアヤコのマラソンと掛け持ちしようと思って、日本テレビにチャンネルを合わせたのだが、信じられないような衝撃的な数字が目に飛び込んできた。
出口調査から推測した数字ではあったが、なんと自民90?、民主324という数字だった。
いくら何でもそれはあんまりだろうと思ったが、今日になって確定した数字を見ると、やはり自民119、民主308という、少し落ち着いた数字になっていた。
それでも空前絶後の、圧倒的民主の勝利で、政権交代が成し遂げられる事となった。
「自民党をぶっ壊す」と言って登場した小泉総理が、竹中平蔵と共に郵政選挙で国民を騙して300議席を獲得し、数の暴力で国民生活をぶっ壊した。
小泉政権の誕生から8年、国民は塗炭の苦しみを味わわされ、遂に今回の政権交代を迎え、自民党は国民の手によってぶっ壊れることとなった。
私自信は民主党のマニフェストに全て賛成でもないし、民主党政権に白紙委任状を与えた訳でもない。
特に、比例区の80議席削減には納得できない。
しかし、とにかく自公政権を終わらせなければ、国民に明日はなかった。
民主党政権はこの大勝利に驕ることなく、国民の声に真摯に耳を傾け、「国民の生活が第一」の政治を実践してもらいたい。
それにしても鳥取と島根は、自民にすべて勝たせてしまって残念だった。
なぜ、自分の首を絞める選択をしてしまうのだろうか。
変化を恐れてばかりでは、始まらないと思うのだが、、、。
とにかく昨日は、阪神も巨人に勝ったし、イモトも完走したし、記念すべき一日だった。
良かった、良かった。