posted by MNG
at 18:56:10 │
EDIT
【怒】 先日、小選挙区制について触れてみたいと書いたが、私が書くまでもなく、五十嵐仁先生が5日と6日のブログで完璧に書いて下さった。
今回私は、先生おっしゃるところの「投票する時点での歪み」について書こうと思っていたのだが、先生の文章を読んで頂くほうがよっぽど良く分かるので、そちらの方をお勧めする。
やはり、二重の意味で民意を歪める小選挙区制は、廃止されるべきだと思う。
もうひとつ、これに関連すると思うのだが、自公政権が連発した衆議院での再議決だ。
郵政選挙で衆院の3分の2の320議席を超える議席を得た自公与党は、参院選で敗北し衆参両院でねじれ状態が生じると、数にまかせて再議決を連発した。
問題はこの3分の2の議席が、どれほど民意を反映しているかということだ。
憲法の規定は、果たして小選挙区制による選挙を想定していたのだろうか。
中選挙区政の下での3分の2と、小選挙区制の下での3分の2では、同じ3分の2でも、民意の反映の度合いは大きく異なる。
小選挙区制で圧勝した与党が再議決を連発すれば、独裁政治につながりかねない。
小選挙区制と衆議院での再議決は、両立させてはいけない制度ではないのだろうか。
そしてどちらをやめるかといえば、やはり小選挙区制をやめるべきだと思う。
民主主義の基本は、やはり民意の反映でなければならないだろう。PR