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【喜】 <衆院山口2区補選>民主・平岡秀夫氏が当選確実
4月27日20時12分配信 毎日新聞
福田政権発足後初の国政選挙で、自民、民主両党の一騎打ちとなった衆院山口2区補選は27日投開票された。民主前職(比例中国ブロック)の平岡秀夫氏(54)=社民推薦=が自民新人の山本繁太郎氏(59)=公明推薦=を破り、4回目の当選を確実にした。
衆参両院の勢力が逆転した「ねじれ国会」に苦しむ福田康夫首相の政権運営は、補選敗北によってさらに困難になるとみられる。
年金保険料からの天引き開始が告示の15日に重なったことから、75歳以上の高齢者が対象の後期高齢者(長寿)医療制度が争点化。同制度に対する批判が政府・与党を直撃した形となった。
今回の補選は、福田良彦岩国市長(前自民党衆院議員)が2月の岩国市長選に出馬したのに伴い実施された。投票率は69.0%で、前回05年衆院選の72.45%を下回った。当日有権者数は30万8017人。【内田久光】
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衆院山口2区補選で、民主候補が勝利。
自民伊吹幹事長の事前の言い訳が一応無意味にはならなかったようだが、そんなことは関係なく、福田政権への打撃は大きなものだろう。
一刻も早い、解散総選挙を望む。
もうひとつ【喜】
高校野球春季大会で、我がチームは初戦をコールド勝ちで突破した。
明日もガンバレ。PR
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【哀】 光母子殺害 元少年に死刑判決 広島高裁
4月22日16時20分配信 毎日新聞
山口県光市で99年4月、母子を殺害したとして殺人と強姦(ごうかん)致死罪などに問われた当時18歳の元少年(27)に対する差し戻し控訴審の判決公判が22日、広島高裁であった。楢崎康英裁判長は「身勝手かつ自己中心的で、(被害者の)人格を無視した卑劣な犯行」として、無期懲役とした1審判決を破棄し、求刑通り死刑を言い渡した。元少年が差し戻し審で展開した新供述を「不自然不合理」と退け、「1、2審は改善更生を願い無期懲役としたのに、死刑を免れるために供述を一変させ、起訴事実を全面的に争った」と批判した。弁護側は即日、上告した。
高裁の死刑判決。以前に触れた最高裁判決と同様に、国民感情に流された冷静さのかけらもない情緒的判決だった。
本村氏は、被告が1,2審の供述を変えたことを批判していたが、初めの供述が正しいという根拠はないばかりでなく、証拠からは初めの供述の不自然さが指摘されている。
警察の取調べが、必ずしも事実を追及するものではないことは、数々の冤罪事件が証明している。
肝心なのは、何が事実かということだ。
供述が信用されるには、取調べの可視化が不可欠だろう。
そして光母子殺害事件に死刑判決が言い渡されたその日に、鹿児島で自衛官がタクシー運転手を殺害した。
<殺人>「死刑になりたかった」自衛官辞めたくて脱走
4月22日22時51分配信 毎日新聞
鹿児島県姶良(あいら)町でタクシー運転手が自衛官に殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された陸上自衛隊練馬駐屯地(東京都)所属の1等陸士(19)=東京都練馬区=が、県警の調べに対し「殺すのは誰でもよかった。死刑になりたかった」などと新たに供述していることが分かった。1士は「金を取る目的ではなかった。ナイフは事前に購入していた」とも話しており、県警は無差別に襲撃したとみて動機を追及している。
また、「自衛隊を辞めたくて脱走した」と供述しており、県警はなぜ鹿児島に来たのかについても調べている。 【大塚仁】
死刑が「安全安心な社会」をもたらすという意見もあるようだが、自分が死刑になるために殺人を犯す者もいる。
今回の鹿児島の事件もそうだし、附属池田小事件の宅間もそうだ。
最近の凶悪犯罪の増加も、死刑には犯罪抑止力がないことを証明しているのではないか。
自暴自棄になった者には、死刑は無力だ。
光母子殺害事件の死刑判決の影響で少年への死刑適用が増えるかもしれないが、それは凶悪犯罪を抑止するのではなく、逆に自分が死刑になるための凶悪犯罪を助長する恐れがあるのではないだろうか。
死刑はいらない。
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at 23:42:19 │
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【喜】 今日の毎日新聞のトップ記事は、自衛隊イラク派遣違憲判決のニュースだった。
そして手を取り合って喜ぶ原告団の写真の中に、天木直人氏の姿があった。
天木氏は、この訴訟の原告の一人だったのだ。
この違憲判決を受けての天木氏の言葉には、さすがに当事者の重みがある。
http://www.amakiblog.com/archives/2008/04/18/
【怒】 それに引き替え、自衛隊幹部の言葉は空々しいものだ。
人員輸送は武装米軍中心=「任務に変更ない」と幹部-空自派遣、違憲判断で防衛省
イラク復興支援特別措置法に基づき、航空自衛隊はC130輸送機を派遣、16日までに計694回の輸送任務に当たった。国連や多国籍軍の人員、物資を運ぶが、人員輸送は武装した米兵が中心なのが実態だ。17日の名古屋高裁判決は、この点を「他国との武力行使と一体」として憲法9条に違反すると判断したが、自衛隊幹部は「どう判断されようと、特措法の内容が変わらない限り、任務に変更はない」と、淡々と受け止めている。
空自の派遣は2004年3月に始まり、これまで延べ2500人を超える隊員が活動に従事。防衛省は安全確保を理由に輸送の詳細を明らかにしないが、現在、3機のC130で週4、5回クウェートのアリ・アルサレム空港-イラク間を飛行。このうち少なくとも1回は、判決が「戦闘地域」と認定したバグダッドに乗り入れている。
陸自がイラクに派遣されていた期間中は、陸自隊員の輸送など人道復興支援活動が任務の中心だったが、06年7月の撤収後は、米兵ら多国籍軍を後方支援する「安全確保支援活動」に移行。飛行先も米軍のニーズが高いバグダッドにまで拡大した。
自衛隊の米兵輸送によってイラクの民間人がどれだけ殺されようと、そんなことはどうでも良くて、命令されれば唯々諾々と従うのが自衛隊なのだ。
自分で考える事をやめ、ただ命令に従うのみ。殺せと言われれば殺す。それが自衛隊なのだろう。
なんと非人間的な組織だろうか。
一刻も早い、自衛隊のイラクからの撤退を望む。
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at 22:19:55 │
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【喜】 自衛隊イラク派遣に違憲=兵士空輸「武力行使と一体」-名古屋高裁
4月17日19時41分配信 時事通信
自衛隊のイラク派遣は違憲として、愛知県などの弁護士と各地の住民らが国を相手に、派遣差し止めと慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決が17日、名古屋高裁であり、青山邦夫裁判長(高田健一裁判長代読)は「米兵らを空輸した航空自衛隊の活動は戦争放棄を規定した憲法9条1項に違反する」との判断を示した。派遣差し止めと慰謝料請求の訴えは認めなかった。
自衛隊イラク派遣をめぐる同様訴訟は全国で起こされているが、違憲判断は初。国側は勝訴のため上告できず、確定する見通し。1審名古屋地裁は憲法判断をせずに訴えを退けていた。
原告側弁護士によると、9条違反を認めたのは1973年の札幌地裁・長沼ナイキ基地訴訟判決以来35年ぶり。高裁では初めて。
青山裁判長は、イラクの現況について「国際的な武力紛争が行われ、特にバグダッドは戦闘地域に該当する」と認定。その上で空自が2006年7月以降、米国の要請を受け、クウェートからバグダッド空港に多国籍軍の兵士を輸送している点について「多国籍軍の戦闘行為に必要不可欠な軍事上の後方支援」と指摘し、「他国による武力行使と一体化した行動で、自らも武力行使を行ったとの評価を受けざるを得ず、イラク特措法や憲法に違反する」と述べた。
名古屋高裁が、自衛隊イラク派遣を違憲とする判決を出した。
他の裁判所が憲法判断を避ける中で、非常に画期的な判決だと思う。
しかしどうせ最高裁で合憲判決が出るだろうと思っていたらさにあらず。
派遣差し止めと慰謝料請求が認められず国の勝訴となったため、国は上告できずこの判決が確定するという。
国はこの判決を真摯に受け止め、即刻イラクから撤退すべきである。
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【哀】 自衛隊機の尾翼に「鬼太郎シール」…作者の故郷・境港で
4月14日22時32分配信 読売新聞
鳥取県境港市の航空自衛隊美保基地で、同市出身の漫画家水木しげるさん(86)の「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターシールが、自衛隊機に張られることになり、市観光協会などが14日、シールを贈った。
同基地開設50周年で、同協会が地元PRにと持ちかけた。鬼太郎と目玉おやじが一反木綿に乗って空を飛ぶデザインで、練習機1機と輸送機2機の尾翼を飾る。漫画キャラクターを付けた自衛隊機は初めてという。
5月25日の航空祭で披露される。同基地幹部は「正義と安全を守る鬼太郎は自衛隊にぴったり」と歓迎している。
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観光協会の思いつきのようだが、自衛隊まで使ってのPRは行き過ぎではないのか。
航空自衛隊は、今もイラク、米軍の輸送業務を行っており、イラク人殺しの片棒を担いでいる。
そんな自衛隊機に鬼太郎のシールを貼れば、鬼太郎のイメージは大きく傷つけられるだろう。
さらに残念なのは、水木しげる氏がこの企画を許可したことだ。
水木さん自身、戦争で片腕を失ったり大変な悲惨な体験をしておられ、それを漫画にも描いておられるのに今回のことは不可解としか言えない。
アメリカの戦争の片棒をかつぐ自衛隊は、平和の敵になろうとしいる。
鬼太郎とは、相容れないのではないだろうか。