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今日の「○」と「×」

身の回りから世の中までを見渡して、感じた「○」と「×」。

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  posted by at 05:36:28 │EDIT
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引っ込め!竹中。

  posted by MNG at 18:48:59 │EDIT
【怒】 ほぼ毎日聞いているNHKラジオの「私も一言!夕方ニュース」だが、先週金曜日の放送を聞いて驚いた。
番組のテーマの一つ「ひと山越すか 金融不安」の解説に、こともあろうに竹中平蔵が出てきたからだ。
腹が立ったのですぐに別の番組に変えてしまったが、ちらっと聞いたところでは、「サブプライムローンは悪くないのだが、バブルになってしまったのが悪い」というようなことを言っていた。
まったくよくこんな無責任なことが言えたものだ。

先日読んだ町山智浩の「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」という本に、アメリカの住宅バブルとサブプライムローンについて分りやすく書いてあったので、少し引用してみる。


(前略)
'00年にITバブルが崩壊し株式市場が暴落した。政府は景気活性化のために金利を史上最低レベルに引き下げた。ローンの金利も下がったので住宅購入ブームが始まった。マイホームを求める人だけでなく、株に代わる投資対象を求める人々も住宅市場に殺到した。
(中略)
このゴールドラッシュに参加できない低所得者層は臍(ほぞ)を噛む思いをしていた。
ウチ(町山氏)は'00年、カリフォルニア州オークランドにコンドミニアムを買ったが、ローンの審査は厳しかった。預金残高や年収証明、クレジット履歴だけでなく、ガス水道電気などの公共料金の過去3年間にわたる支払証明書、妻の会社の上司の手紙まで要求されて、何軒もローン会社に断られて、やっと貸してもらえた。
ところが'02年から住宅ローンのハードルが急激に低くなった。年収400万でも4000万円のローンが組めるようになった。ローン業者はあの手この手で彼らを取り込み始めた。
(中略)
このデタラメな貸付のウラでは、投機筋が動いていた。ITバブル崩壊後、投資銀行は住宅バブルをターゲットにした。住宅ローンをデリバティブとして証券化したのだ。そして住宅ローン業者に「どんどんローンを発行すればいくらでも買うぞ」とけしかけた。需要があるからローン業者はデタラメに貸しまくった。投資銀行は、リスクの高いローンを細かく分散させて他のローンに混ぜて「薄くして」売った。それが世界中に広がった。

ケイシー・セリンもサブプライムに乗った一人だ。
(中略)
セリンはまずサクラメントに36万ドルの家を買った。自己申告ローン、またの名を「ウソつきローン」のおかげだ。さらにわずか1年ほどの間に7軒の家を購入した。これを次々に高く転売すれば億万長者になる。無から富を生む、まさにわらしべ長者だ!
ところが既にバブルは終わっていた。やっと3軒は売れたが、買値よりも安く叩かれ、残り5軒は銀行に差し押さえられた。セリンは破産の一部始終をブログで公開した。人々は、無一文のガキに総額2億円以上も貸し付けたローン業界に呆れた。
ブッシュ政権と共和党は金融業会を野放しにしていたが、'06年の秋に議会を制した民主党がようやく法律で無茶なローンを規制しようと動き始めた。遅すぎるよ!
サブプライムの借り手は全体の30%以上もいて、すでに多くが返済できずに家を差し押さえられた。
(後略)


という訳だ。
竹中氏と言えば、規制緩和、市場野放し論者だ。
その新自由主義によって金融危機が発生したのに、その犯人側にいる人間に解説させるとは、NHKはいったい何を考えているのか。
明日、番組に抗議のメールをするつもりだ。

「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」は、紹介した部分以外も非常に面白くてオススメです。
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COMMENT[1]
Orwell : 2008-12-29(Mon) 13:36:12 │EDIT
Protest! 
自滅した市場原理主義の残党が今なお徘徊している。
残党の代表格を野放しにするどころか、公器の解説をさせるのは、やはりこの国の異常である。
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