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経済産業省は2日までに、定期点検などで停止している原発が再稼働しない場合、東北電力、関西電力、北陸電力、四国電力、九州電力の5社が、今年12月から来年2月ごろに4~20%程度の供給力不足に陥るとの見通しをまとめた。不足する供給量は約570万キロワットとされる。
定期点検入りする原発が相次ぎ、再稼働が実現しなければ電力会社の供給力は低下するため、各社は休止している火力発電所の再開を急ぐ。火力などの供給力が拡大すれば、需給格差は縮小する見通し。
同省は原発をすべて火力発電で代替した場合の燃料コストの増加は、原発を運転する電力9社の合計で年間3兆円を超えると試算。
2011/07/03 02:02 【共同通信】
これが今朝のローカル紙のトップに、ドーンと出ていた記事だ。
原発がこのまま止まれば、この夏だけでなく冬も電力不足になるという経産省の試算を、そのまま垂れ流しただけの提灯記事で、しかもこの試算には、火力発電所の再開は見込まれていないというからひどい。
国民が知りたいのは、現在どれだけの火力・水力発電所が停止中で、それらを再稼動させた場合に、いつまでにどれだけの電力を賄えるのかということだ。
そういうことを独自に調べもせずに、ただ電力不足と電気料金の値上げの不安を煽るという、まったく腹立たしいとしか言えない記事だ。
根拠のない電力不足不安でお年寄りたちが必要以上に節電し、熱中症患者が多発すれば、マスコミの罪は大きいと言わざるを得ない。
それにしてもこれほど電力不足には不安を煽るのに、本当に恐ろしい放射線については、安心だ安心だと安心神話を撒き散らす。
双方に共通しているのは、事実を言わないということだ。
マスコミの存在意義とは、一体何なのだろう。
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