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【怒】
緊急対応見直しを=福島原発事故受け提唱―IAEA事務局長
時事通信 3月21日(月)22時44分配信
【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)は21日、福島第1原発事故について協議する緊急理事会をウィーンの本部で開いた。天野之弥事務局長は、現在の国際的な緊急対応体制は1986年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故を受けて策定されており、21世紀にはそぐわないため見直すべきだと主張した。
また「IAEAには正しい情報を迅速に伝える責任があるが、現体制では限界がある」と訴えた。さらに「安定的かつクリーンなエネルギーとして原発は今後も多くの国にとって有力な選択肢だ」と述べ、原子力の安全性に関するIAEAの役割を見直す必要性にも言及した。
18日から2日間訪日した天野事務局長は「状況は依然として深刻だが明るい進展も見られる」と語り、「危機が克服されるのは疑いない」と強調。また、IAEAは各国や他の国際機関と密接に連絡を取りながら「危機収束支援や(事故の)影響緩和に全力を挙げている」と説明した。
アメリカが原発をクリーンなエネルギーとして推進しようとしているのは知っていたが、IAEAも原発を「安定的かつクリーンなエネルギー」などと言うとは、まったくとんでもないことだ。
原発が「クリーン」だということを聞いたとき、私の頭には「汚い爆弾」という言葉が思い起こされた。
「汚い爆弾」は、核爆発を起こす核兵器とは違って、通常火薬の爆発によって放射性物質を撒き散らし、環境汚染を引き起こす爆弾のことだ。
この言葉を聞いたとき、それなら核兵器は汚くないのか、クリーンなのかと思ったのだったが、今回はそのことは置いといて、現在放射性物質を撒き散らしている福島原発こそ、「クリーン」どころか「汚いエネルギー」そのものではないのだろうか。
核兵器も原発も、「クリーン」とは程遠い、「汚く」恐ろしいものだ。
一日も早く、廃絶されなければならない。
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