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【怒】 高速増殖炉「もんじゅ」14年ぶり運転再開へ
4月26日10時54分配信 読売新聞
福井県の西川一誠知事は26日、1995年12月のナトリウム漏れ事故で停止している日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の運転再開を前提とする地域振興策、安全対策について、川端文部科学相、直嶋経済産業相と都内で協議した。
再開に向けた最後の手続きで、協議の中で西川知事は「遅滞なく前向きに検討する」と語り、事実上了承した。もんじゅは5月の大型連休明けにも14年5か月ぶりに再起動、高速増殖炉を中心とする国の核燃料サイクル計画が動き出す。
西川知事と川端文科相、直嶋経産相による3者協議は午前9時半から開かれた。西川知事は、県の専門家会議が運転再開の条件とした、もんじゅの安全監視の徹底や地元への正確な情報提供のほか、県への財政支援、北陸新幹線の同県内への延伸など地域振興策の拡充を国側に要請した。
これに対し、川端文科相は「安全確保と情報公開に万全を期す。早期に運転再開をすることが重要で、地域振興策も政府として重く受け止めている」と述べた。
協議終了後、西川知事は「国から積極的な回答を頂いた」と述べ、あす27日にも、3者協議の結果について河瀬一治・敦賀市長と話し合う。河瀬市長は既に運転再開受け入れを表明しており、西川知事は28日にも地元で文科相と会談、再開了承を正式に伝える。
「もんじゅ」の運転が再開するという。
原発の危険性を無視した、見切り発車と言っていいだろう。
原発と米軍基地は似ている。
「地域振興策」というアメと引き替えに、地方に危険性を押し付けている。
そこでは原発の、米軍の、本当の必要性が顧みられる事はない。
とにかく存在を前提として、どこに押し付けるかが問題となっている。
しかし、原発も米軍も、必要性こそが問われなければならない。
普通に考えればどちらも必要ないのに、誰かの欲望のために存在させられている。
そのために、負担を押し付けられる人々がいる。
それでいいのか。
いいはずがない。
原発も米軍も、いらない。PR