posted by MNG
at 22:46:29 │
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【怒】 今日も朝から不愉快な気分になった。
朝刊に「竹中式マトリックス勉強法」などという竹中の本のクソ広告が出ており、竹中のニヤケタ顔を見てしまったからだ。
あの顔を見るだけでも腹立たしいのに、その本が結構売れているらしいから、ますます腹が立つ。
誰が竹中の本なんか、有難がって買うのだろうか?
竹中・小泉の「官から民へ」「規制緩和」「小さな政府」の新自由主義、弱肉強食の競争万能政策で、日本社会はズタズタに引き裂かれてしまった。
そこまで社会を破壊しておいて、その競争に勝ち抜くために、更に勉強しろ、そのために自分の本を買えと言うのだから、竹中という奴はどこまで貪欲な男なのだろうか。
しかし、郵政民営化に騙されて自民党に300議席を与えてしまい、現在の格差社会を作ってしまいながら、再びその首謀者の竹中に騙されようとしているとは、騙される方もあまりにも学習能力がないのではないのだろうか。
今、「だまされることの責任」佐高信×魚住昭(角川文庫)を読んでいる。
その中の一節。
敗戦直後に、日本人のほとんどが「だまされて」戦争に突入したと言い、自分の責任を溶解させようと思っていたころ、伊丹(万作)は「だまされたものは正しいとは、古来いかなる辞書にも決して書いてはない」と断定し、「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」と主張した。
そして、「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう、と喝破したのである。
残念ながら、その後の日本は伊丹のこの指摘通りになった。
確かに竹中を使い続けるマスコミ、出版社も問題だが、それにいつまでもだまされ続けるならば、騙される方にも問題ありと言わざるを得ないだろう。PR