posted by MNG
at 18:43:41 │
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【怒】 法人税下げ、撤回を拒否=菅首相―予算関連法案が審議入り
税制改正法案など2011年度予算関連の5法案は15日午後の衆院本会議で、趣旨説明と質疑が行われ、審議入りした。菅直人首相は、税制法案に盛り込まれた法人実効税率5%引き下げについて「企業が海外に移転して、雇用が失われることを回避し、国内投資の増加や雇用創出につながる効果を期待している」と述べ、社民党からの撤回要求を拒否した。同党の中島隆利氏への答弁。
社民党は予算案や関連法案に関する民主党との修正協議で、法人減税の撤回を要求の柱の一つに掲げており、中島氏は「大企業の金余りを助長するだけだ」とただした。首相は「経済界に対し、国内投資や雇用拡大につなげていただくことを要請している」と説明し、理解を求めた。
菅総理が法人税下げの理由を述べているが、これが本気だとしたら、もうどうしようもないアホだと言わざるを得ない。
「企業が海外に移転して、雇用が失われることを回避」するというが、多くの企業は既に生産拠点を海外に移転し、多くの雇用が失われているのであり、現状認識がまったくできていない。
法人税を5%下げたくらいで「国内投資の増加や雇用創出につながる効果」など、ある訳ないことが本当に分からないのだろうか。
エコポイントで大儲けした自動車業界や電機業界が春闘で賃上げを渋っているように、企業と言うのは様々な理由を付けては儲けを貯め込もうとするものだ。
そんな財界からの企業献金の受取を再開した民主党や菅総理が、企業の利益を代弁するのはある意味当然なのだろうか。
まったく頭に来るばかりだ。
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