posted by MNG
at 23:42:19 │
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【喜】 今日の毎日新聞のトップ記事は、自衛隊イラク派遣違憲判決のニュースだった。
そして手を取り合って喜ぶ原告団の写真の中に、天木直人氏の姿があった。
天木氏は、この訴訟の原告の一人だったのだ。
この違憲判決を受けての天木氏の言葉には、さすがに当事者の重みがある。
http://www.amakiblog.com/archives/2008/04/18/
【怒】 それに引き替え、自衛隊幹部の言葉は空々しいものだ。
人員輸送は武装米軍中心=「任務に変更ない」と幹部-空自派遣、違憲判断で防衛省
イラク復興支援特別措置法に基づき、航空自衛隊はC130輸送機を派遣、16日までに計694回の輸送任務に当たった。国連や多国籍軍の人員、物資を運ぶが、人員輸送は武装した米兵が中心なのが実態だ。17日の名古屋高裁判決は、この点を「他国との武力行使と一体」として憲法9条に違反すると判断したが、自衛隊幹部は「どう判断されようと、特措法の内容が変わらない限り、任務に変更はない」と、淡々と受け止めている。
空自の派遣は2004年3月に始まり、これまで延べ2500人を超える隊員が活動に従事。防衛省は安全確保を理由に輸送の詳細を明らかにしないが、現在、3機のC130で週4、5回クウェートのアリ・アルサレム空港-イラク間を飛行。このうち少なくとも1回は、判決が「戦闘地域」と認定したバグダッドに乗り入れている。
陸自がイラクに派遣されていた期間中は、陸自隊員の輸送など人道復興支援活動が任務の中心だったが、06年7月の撤収後は、米兵ら多国籍軍を後方支援する「安全確保支援活動」に移行。飛行先も米軍のニーズが高いバグダッドにまで拡大した。
自衛隊の米兵輸送によってイラクの民間人がどれだけ殺されようと、そんなことはどうでも良くて、命令されれば唯々諾々と従うのが自衛隊なのだ。
自分で考える事をやめ、ただ命令に従うのみ。殺せと言われれば殺す。それが自衛隊なのだろう。
なんと非人間的な組織だろうか。
一刻も早い、自衛隊のイラクからの撤退を望む。PR