posted by MNG
at 22:51:00 │
EDIT
【楽】 「選挙へアクセル」小沢代表、抜き打ち行脚を再開
1月8日19時45分配信 産経新聞
民主党の小沢一郎代表は8日、島根、鳥取両県の次期衆院選の新人候補者の事務所を予告なしで訪れ、年末年始で中断していた「抜き打ち行脚」を14日ぶりに再開した。小沢氏は今月末に候補者擁立作業をほぼ終える方針で、早期の衆院解散・総選挙に向けた態勢づくりにスパートを切った。
小沢氏の抜き打ち行脚は昨年秋に始まり、年末までに27都府県、68選挙区に達した。小沢氏は8日、鳥取県米子市内の候補者の事務所で「衆院選が先送りになって大変だが、いつ選挙があっても対応できるようにしなければいけない」とビラづくりをしていたスタッフたちを激励した。
小沢氏は訪問先で記者団に「地方は小泉政権以来、市場原理最優先で切り捨てられた。政権を代えないと再建できない」と政権交代の必要性を強調。麻生太郎首相が定額給付金の所得制限を撤回する考えを示したことについては「首相が1度言ったことをコロコロ変えるのでは国民の信用がなくなるのは当たり前だ。理解に苦しむ」と批判した。
民主党は今月中旬から独自に世論調査を実施し、結果を受けて公認内定にとどめている23人について可能な限り公認を出す方針。
|
民主党の小沢代表が、抜き打ちで山陰に来ていた。
このニュースでは米子のことしか書いてないが、鳥取市にも来て、石破農水相の対立候補に決まっている奥田氏を激励したそうだ。
奥田氏は石破氏の元秘書で、師弟対決が注目されている。
この保守王国の鳥取で、石破氏が敗れるようなことがあれば一大事だ。
しかし麻生政権の今の体たらくでは、必ずしも可能性がないとも言えないだろう。
奥田氏の健闘を祈る。PR
posted by MNG
at 18:55:03 │
EDIT
【怒】 帰省していた娘と長男も昨日それぞれの大学に戻り、またいつもの日々が戻ってきたが、ガザではイスラエルの暴虐が続き、日本でも派遣切り問題や通常国会開会など、さまざまな問題が続いている。
しかし今日は、先日から頭の片隅に引っかかっていた、小林よしのりの「天皇論」について少し書いてみる。
ちなみに今日は昭和天皇が亡くなってから20年になり、マスコミでも皇室ネタが目立っていたようだ。
さて「天皇論」だが、本屋でザッと立ち読みした限りでの解釈では、天皇は日本の伝統的自然信仰・先祖信仰・祭祀の中心的存在・最高権威であり、常に無私無欲で国民の安寧を願っておられるので、国民も天皇を敬愛しなければならないということを主張していたと思う。大げさで過剰な表現を用いていたのは、いつものことだが。
しかし、天皇が常にそういう存在だったならば、天皇制についてそれほど問題になることはなかったのではないだろうか。
小林は自分の体験も踏まえて色々なことを書いているが、書いていることよりも、書いていない事の方により重要な意味があるようだ。
戦中の天皇は「現人神」となり、国民の安寧を神に祈る存在から、自らが神となって国民を支配する立場になった。
国民は、天皇のために死ぬことを厭わないことを求められた。
これは国民の安寧を祈る立場とは正反対であろう。
このことに触れずに、ただただ天皇を敬愛せよと言うのは、まったくの片手落ちである。
自分に都合の良い事実だけをつまみ食いしても、説得力はないだろう。
posted by MNG
at 23:59:02 │
EDIT
【怒】 昨日と今日は飲み会が続き、楽しかったがかなり疲れた。
明日からはまた仕事が始まる。徐々に調子を戻して行きたい。
元日の夜、NHKの討論番組を途中から見た。
内容については、植草氏のブログとフンニャロメ日記さんに詳しく述べられているので、そちらを読んで頂くとよく分かると思うが、感想を少し述べると、やはり竹中平蔵は相変わらずペラペラとよくしゃべった。
口の中に靴を詰め込んでやりたい程だったが、客席の意見を聞くと、安心して働ける環境を求める意見が多く、竹中の発言は空しく上滑りしているように感じた。
それにしても竹中は、法人税を引き下げ所得税をしっかり取るようにしなければならないと言い、「納税は義務ですよ」などと言っていたが、彼自身、元日に日本に戸籍がなければ住民税を払わなくてもいいことを利用して、元日にはアメリカに戸籍を移して脱税していた過去をどう申し開きするのだろうか。
まったく姑息な奴だ。
そしてこの番組の最後に意見を言った、リサ・ステッグマイヤーさん。
「景気の気は気持ちの気ですから、元気にやりましょう」って、今までの討論はいったい何だったのかというコメントだった。
まるで、原爆症の患者に「病は気から」と言った中曽根大勲位や、無駄に明るいだけが取り柄の麻生の言いそうな一言で、やっぱりこの人も何不自由のない暮らしをしていて、庶民の苦しみなど分からない人なんだなあと思った。
また、お二人のブログに書かれていた田原総一郎。
「月刊現代」の最終号に、「筑紫哲也氏との会話」という一文を寄せている。
曰く、「私は、テレビでも仕事をしており、テレビ界では自分が少数派であることを骨身に沁みて感じている。」「筑紫氏は73歳。私とほぼ同じ世代である。筑紫氏と二年前、『ぼくたちもいつのまにか少数派になった』と語り合ったことがあった。いま、時代は危険な淵にさしかかっていると強く感じている。」
「ぼくたちも少数派」という田原氏のこの言葉に、筑紫氏がどう返答したのか聞いてみたいものだ。
私には、田原氏と筑紫氏が同じ側にいるとは、とても思えないのだが。
今回の「朝まで生テレビ」は見ていないが、田原氏もそろそろ、隠居した方がいいのではないだろうか。
posted by MNG
at 18:16:15 │
EDIT
【怒】 <年頭所感>麻生首相「世界で最も早く不況から脱出する」
1月1日0時7分配信 毎日新聞
麻生太郎首相は1月1日付で年頭の所感を発表した。米国発の世界的な金融・経済危機に触れ、「国民の景気や生活に対する不安を取り除くため、政府は全力を尽くす。世界で最も早くこの不況から脱出するのは日本だ」と危機脱出に向けた決意を表明した。
また、「日本、日本人はその底力にもっと自信を持っていい。ピンチをチャンスに変え、困難を必ず乗り越えることができると信じている」とし、持論である「日本の底力」を強調。「受け身ではだめだ。望むべき未来を切り拓(ひら)くために、行動を起こさなければならない。私は決して逃げない」と国民に協力を呼びかけた。
|
またまた総理お得意の、根拠のない「世界最速不況脱出」宣言だ。
アメリカや中国の消費という、外需に完全に頼り切っていた日本経済が、なぜ「世界で最も早く不況から脱出」できるのか、全くわからない。
まさか定額給付金で、国民の不安が取り除けるなんて思っているんじゃないだろうが。
そして、これもお得意の「日本の底力」だ。
資源のない日本で「日本の底力」を形成していたのは、勤勉な労働力だったはずだ。
その労働者を、派遣法でズタズタに切り刻んで使い捨てにしてしまいながら、どこに「日本の底力」が残っているというのだろうか。
いくら「受身ではだめだ」などと言ってみても、根拠のないカラ元気でしかない。
本当に危機を脱出するためには、政権交代しかない。
一刻も早く、解散総選挙を行なって欲しいものだ。
posted by MNG
at 22:04:02 │
EDIT
【怒】 今年も残すところあと数時間になった。
今年は公私ともに色々なことがあった年だったが、やはり何と言っても、小泉政権が仕掛けた規制緩和という時限爆弾が爆発し、国民が苦難のどん底に突き落とされた年だったと思う。
中でもやはり派遣切りが、一番緊急を要する問題だろう。
最近「月刊現代」の最終号を、ポツリポツリと読んでいるが、その中に「我が友・団塊に告ぐ ワーキングプアと連帯せよ」という記事があった。
その中の一節。
「(吉田)ぼくら団塊世代までは、日雇いピンハネ労働というのはヤクザ暴力団がやる仕事だったってことはみんな知っているよ。60年代から70年代前半の頃まで暴力団関係の土建請負が手配師使って、工事現場に集める。職安の近くで仕事にあぶれたプー太郎をダム建設なんかのタコ部屋の飯場労働に送り込む。それがいまじゃ、トヨタ、キャノンまで、日雇い労働が大手を振って『お天道さまの下で』主流になっちゃった。(笑)」
「だったら日雇い派遣をフル回転させた小泉改革なんて、80年代のサッチャリズムや米国のレーガノミクスをモデルにした新自由主義経済グローバリズムでも何でもない。実態は単なる『ヤクザ資本主義』への封建的退行じゃないか。」
しかし、この「ヤクザ資本主義」に対して異議を申し立てて立ち上がった雨宮処凛や湯浅誠たちの行動に対して、団塊を含む大人世代が「妙に冷淡で同情を寄せないのだ。」
そこで筆者(吉田)は、団塊の世代に呼びかける。「行動せよ、溝を崩せ」と。
「まずおのれの人生をふりかえる内省の旅に出て、あの《怒れる若者の時代》を思い出すのさ。そして次には現代のワーキングプアの《怒れる若者たち》の反貧困集会デモに顔を出してみるのさ。するとそこには、団塊の力と知恵と支援を待ち望むー雨宮や湯浅らのロスジェネのリーダーたち。傷ついてなお自己主張することをやめない団塊ジュニアの若者、すなわちあなた方の息子や娘たちが駆け寄ってきて連帯の和で迎えるだろう。そのとき、団塊とワーキングプアの世代の間にできた深い溝、ディスコミュニケーションと世代間格差は崩れ始める。」
団塊の世代の行動が、求められている。