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<上関町長選>告示、2人が届け出 原発計画が争点に 山口
毎日新聞 9月20日(火)11時37分配信
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山口県上関町の町長選が告示され、出陣式で決意表明をする柏原重海氏(左)と、第一声を上げる山戸貞夫氏=山口県上関町で2011年9月20日撮影 |
中国電力が上関原発を計画する山口県上関町の町長選が20日告示され、原発推進派で3選を目指す現職の柏原重海氏(62)と、反対派で新人の前町議、山戸貞夫氏(61)=ともに無所属=が立候補を届け出た。両氏の顔合わせは、約600票差で柏原氏が初当選した03年以来。福島第1原発の事故後、原発新設計画のある自治体では初の首長選挙で、有権者の判断が注目される。投開票は25日。
82年に原発計画が浮上して以来、上関町長選は原発反対、推進両派の一騎打ちが続き、今回が9回目。
これまでは推進派がいずれも勝利している。
柏原氏は午前9時前に、同町長島の上関漁協で約500人(陣営発表)の支持者を前に第一声。「30年苦しんできた思いをしっかり受け止めてほしい」と訴えた。
一方、山戸氏は「町づくりの基本に原発を入れていいかが問われている」と声を上げた。【小中真樹雄】
原発計画の浮上から30年間、推進派が勝ち続けてきたにも関わらず、瀬戸際で建設を阻止してきた上関原発。
中国電力が実力行使に訴え始めていた矢先に、福島で大事故が起きた。
今度こそ、原発反対派の町長を誕生させ、上関原発に止めを刺して欲しい。
原発マネーを当てにしていては、住民の自立はない。
脱原発以外に、未来はない。
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at 23:30:43 │
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「×」 昨日読んだ本の趣旨は、「報道災害」の元凶は、日本独自の「記者クラブ制度」にあるということだった。
今回の鉢呂氏の辞任に対して、田中龍作氏がブログに書いている。
「藪の中」とはこのことである。鉢呂吉雄経産相を辞任に追い込んだ「放射能すりつけてやる発言」。10日夕の緊急記者会見で鉢呂氏は「そんなことを発言したという確信を持っていない」と否定した。
件の発言はオフレコ懇談会の中で出たものだ。鉢呂氏は「記者さんがたくさんいたものだから誰に言ったのかも覚えていない」とした上で「聞くのが専門の記者さんだから…」と皮肉を込めている。
オフレコ懇は日本の記者クラブ特有のものだ。出席できるのは、クラブ詰の記者だけである。極端な話、記者全員が一致団結して大臣のコメントを捏造することさえ可能だ。本来オフレコのはずの、それも真偽の定かでない発言が表に出てきたのが不思議である。今回、経産省記者クラブが全社一致したのか。それを知ることはできないが、発言をめぐって鉢呂氏は「定かに記憶していない」としている。
鉢呂氏は「脱原発と反TTP」を表明していたが、そのことと辞任に関連はあるのだろうか。
後任の枝野氏がどのような立場を取るのかによって、その答えが明らかになるだろう。
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at 19:28:49 │
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「○」? 経産相「原発はゼロに」 既存立て直しも否定
鉢呂吉雄経済産業相は5日、産経新聞などのインタビューに応じ、東京電力福島第1原発事故を受けた今後の原子力政策について、「基本的に原発はゼロになる」と述べた。民主党政権はこれまで原発への依存度を下げていく方針は打ち出していたが、原発ゼロを明言したのは初めて。
鉢呂経産相は、「新しく建設することは難しい」との認識を表明。さらに、寿命がきた原発は廃炉にするとの方針を示した。既存原発を建て直すことについても、「できないだろう」と述べた。電源開発の大間原発(青森県)など建設中の原発についても、「建設を凍結している段階で、どう考えるかは今後十分検討していく」とし、差し止めの可能性も否定しなかった。
さらに廃炉の手続きについて、「原発の寿命をどの程度と見るかで違う。専門家の皆さんに調査してもらうことが必要だ」と述べ、基準を策定する考えを示した。
野田佳彦首相も、就任会見で、「寿命がきた原発は廃炉にし、新規は難しい」と述べていたが、原発ゼロには言及していない。
政府は原発事故後、「2030年までに14基を新設し、発電量に占める原発の割合を53%に引き上げる」としてきた現行のエネルギー基本計画を白紙から見直す方針を打ち出している。今後、政府のエネルギー・環境会議は年内に基本方針を策定。経産省も総合資源エネルギー調査会で、今後の電源構成などを議論していく予定だ。
鉢呂経産相が、「原発ゼロ」を明言したという。
時期を含めいまいち具体性を欠くが、それでも海江田前経産相の拙速な玄海原発再開の方針と比べれば、かなり評価できるだろう。
しかし、果たしてこれが野田内閣の方針となるかどうかが、肝心なところだ。
昨日の小宮山厚労相のたばこ値上げ発言ように、大臣の個人的見解になってしまえば意味がない。
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at 21:49:38 │
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「×」 野田新首相、連合と経済界に連携要請=米倉経団連会長「全面協力したい」
野田佳彦新首相は1日午前、民主党最大の支援組織である連合や、経団連など経済3団体を相次いで表敬訪問した。
野田氏は都内の連合本部で「より一層、緊密な連携をお願いしたい」と要請。古賀伸明会長は「新首相のリーダーシップで国難を乗り切ってほしい」と激励した上で、「民主党政権が国民から厳しい評価を受けている。再生のラストチャンス、正念場と肝に銘じてほしい」と注文を付けた。
この後、野田氏は民主党政権に距離を置いてきた経団連の米倉弘昌会長ら経済3団体トップと会談。野田氏は米倉会長に「間断なく、しっかり経済対策を実行していきたい」と述べるとともに、「(政府の)いろんな会議をつくり直す。経済界にも協力してもらいたい」と求めた。
米倉会長は「国の危機的な状況の中で、官民一体でやっていかないといけない。経団連としても全面的に協力したい」と応じた。
本日、野田内閣が正式に発足し、野田新首相という呼称も野田首相となったが、そんなことより「脱原発依存」をあれほど批判していた経団連米倉会長が、野田首相には全面的に協力すると言う。
これは、なんでだろう?
野田内閣の方向性が、原発推進、消費税増税の経団連路線と同じからなのだろうか。
とにかく、経団連に全面協力されるような内閣には、「×」と言わざるを得ない。
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at 23:46:40 │
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「×」 民主党新代表に野田氏 あす第95代首相に指名へ
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決選投票の末、新代表に選出され一礼する野田佳彦財務相(写真:産経新聞) |
民主党は29日、菅直人首相の後継代表を決める代表選挙を行い、野田佳彦財務相(54)が海江田万里経済産業相(62)との決選投票の末、新代表に選出された。野田氏はただちに党役員人事に着手し、30日の衆院本会議で第95代、62人目の首相に指名される。
得票数は野田氏215票、海江田氏177票。投票総数は395、有効投票数は392で無効票は3だった。
野田氏、海江田氏のほか前原誠司前外相(49)、馬淵澄夫前国土交通相(51)、鹿野道彦農相(69)の計5人が立候補した代表選は、1回目の投票でいずれの候補も過半数に達せず、野田氏と海江田氏による決選投票となった。
1回目の得票数は前原氏74票、馬淵氏24票、海江田氏143票、野田氏102票、鹿野氏52票。有効投票数は395、無効票は0だった。
海江田氏は約120人の党内最大勢力を率いる小沢氏や、鳩山由紀夫前首相の全面的な支持を受け、1回目の投票では最多の票を集めた。しかし、野田氏が、海江田氏を通じた小沢氏の影響力維持を懸念する中間派の支持を集め、決選投票では海江田氏の票を上回った。
民主党の新代表は、なんと前原ではなく野田だった。
反小沢派は、やや危うい感じのある前原よりも、無難な野田を選んだのだろうか。
いずれにしても、財務省とアメリカの傀儡たる野田総理の誕生で、国民生活が今以上の苦境に陥ることは間違いないだろう。
官僚とアメリカは高笑いかもしれないが、われわれ庶民は「それでも、生きてゆく」しかないのだ。