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【怒】 <暫定税率維持>道路財源堅持求め総決起大会 都道府県議ら
ガソリンにかかる揮発油税などの暫定税率の維持を訴える「道路特定財源堅持を求める都道府県議総決起大会」が23日正午から東京・永田町の憲政記念館で開かれ、自民党を中心とする地方議員ら約500人が参加した。地方は首長、議員に暫定税率維持論が強く、租税特別措置法改正案の年度内成立を目指す政府・与党を支援するとともに、延長阻止を掲げる民主党に圧力をかける狙いがある。
大会の発起人は17都道県議で、暫定税率維持を求める決議を採択する。自民党の伊吹文明幹事長ら与党幹部のほか、民主党参院議員の渡辺秀央氏、大江康弘氏、山下八洲夫氏が参加した。
大会趣意書は「道路特定財源の一般財源化や暫定税率廃止の議論は、渋滞に苦しむ都市や道路整備が道半ばの地方の実情を理解していない」などと指摘した。【竹島一登】
(毎日新聞 23日12時21分)
議員がこれだけ暫定税率の維持に血道を上げるのだから、道路財源というのはたまらなくおいしいもののようだ。
天木直人氏のブログに書いてあったが、暫定税率の一部はすでに一般財源化して他の病院建設やほかの目的に転用されているらしい。
http://www.amakiblog.com/archives/2008/01/24/
そんなに道路整備が大事なら、その財源の一部を自動車メーカーに負担させればよいのではないか。
いままで政府は自動車メーカーのために、様々な便宜ともいえるような政策を行ってきた。
国による道路整備自体が自動車メーカーに対する優遇策のようなものだが、その他にも色々なことをしてきている。
国鉄を解体してローカル線を廃止し、車社会を助長した。
(それで今、温暖化対策で苦しんでいるのは皮肉だが。)
車の輸出に対する批判が強まると、自国の農業を破壊してまで農産物輸入の自由化を推進した。
(これも今、輸入農産物の高騰に苦しむ原因となっている。)
そして輸出企業は、消費税の輸出戻し税で潤っているのだ。
高いガソリンに苦しむ国民を見捨ててまで、道路整備を優先させるのは間違いだ。
道路整備が多少遅れてもどうということはない。
財源は自動車メーカーと、高級車の購入者の税率を上げて補填すればいいのだ。
民主党は一致団結して暫定税率を廃止に追い込み、福田政権を打倒して欲しい。
こんな総決起大会に参加している場合ではない。PR