posted by MNG
at 23:44:25 │
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【怒】 6月2日は、本能寺の変にちなんで「裏切りの日」だそうだが、現代日本でも見事な裏切りが行われた。
菅内閣不信任案の採決において、民主党から70名程度の賛成があり、不信任案が可決されるとの見通しもあったが、ふたを開けてみれば何のことはない、大山鳴動してねずみ一匹、造反は松木謙公氏ひとりだけという体たらくだった。
思えば政権交代以来、国民は民主党に裏切られ続けてきた。
その元凶はといえば、やはり鳩山前総理だろう。
沖縄の米軍普天間基地を、国外、最低でも県外と言いながら、結局アメリカの言い分を飲んでしまって、沖縄県民・国民を大きく失望させ、政権交代の意義をぶち壊した。
さらに総理を辞める際には、菅氏や岡田氏の批判に屈して小沢氏を道連れにしてしまい、民主党の公約実現も大きく後退することとなった。
そして今日の菅鳩対談によって、内閣不信任案賛成から反対に寝返り、菅政権の延命に手を貸してしまった。
鳩山前総理がなぜこんなことばかりするのかと考えてみれば、彼にとって一番大事なものが民主党だからだろうとしか思えない。
とにかく民主党を分裂させたくない、消滅させたくないの一念で、国民への約束を破ってしまうのだろう。
鳩山氏の責任は重大である。
菅総理は一応辞意を表明したようだが、時期は明示されていない。
なんだかんだと屁理屈をこねて、総理の座にしがみつくことは想像に難くない。
一体いつまで菅政権が続くのか、まったくいやになってくる。
党利党略、私利私欲を捨てた、国民のための政治が行われる日は、果たしてやって来るのだろうか。PR