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今日の「○」と「×」

身の回りから世の中までを見渡して、感じた「○」と「×」。

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  posted by at 08:37:05 │EDIT
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乾杯。

  posted by MNG at 18:17:48 │EDIT
【喜】 詳しくは書かないが、昨日、息子のことで良いことがあった。
ホッと一安心だ。
ひとつの関門を突破して、これからどういう方向に進むかは本人次第だが、何とかなるだろう。
頑張れ。

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今年の漢字は「変」。来年も「変」に。

  posted by MNG at 18:16:57 │EDIT
【楽】  今年の漢字は「変」=オバマ氏当選…-「変革への願望」と貫主・京都清水寺
12月12日14時5分配信 
時事通信

 1年の世相を漢字1文字で表す2008年「今年の漢字」が12日、「変」に決まり、京都市東山区の清水寺で森清範貫主(かんす)が揮毫(きごう)した。
森貫主は「オバマ氏の変革という言葉に影響を受けた日本国民の政治や経済、社会を変えてほしいという願いだと思う。自分自身が変わっていくことが大切。ノーベル賞受賞者が日本人から4人も出たことも大変なこと」と話した。
発表は14回目。日本漢字能力検定協会(京都市)の公募で、全国から過去最多の11万1208通の応募があった。変は全体の約5%に当たる6031票を獲得。2位は「金」、3位は「落」。以下「食」「乱」「高」などが続いた。
変を選んだ理由として、「change(変革)」を訴えたオバマ氏が次期米大統領に選ばれたことや、日本では昨年に引き続き首相が短期間で交代したこと などが挙がった。サブプライムローン問題に端を発した世界経済の大変動、世界的な気候変動のほか、ゴルフの石川遼選手ら平成生まれのスポーツ選手の活躍も 寄せられた。
揮毫された漢字は清水寺本堂で31日まで一般公開される。 


今年の世相を表す漢字1文字に、「変」が選ばれた。
確かに今年は、色々な面で大きな変化のあった1年だった。
残念ながら、私が推薦した「踏」は選ばれなかった。投票してなかったので、当然かもしれないが。

ところで「今年の漢字」で思い出すのは、やはり安倍元総理だ。
「今年を漢字1文字で表わすと?」と聞かれて「責任」という2文字で答えてしまい、質問の意味も理解できない馬鹿さ加減を披露してしまった安倍氏。
その安倍氏だが、昨日の「生活安心保障勉強会」議連の発足準備会に参加し、嬉しそうにテレビのインタビューに答えていたが、今となってはもう何の影響力もないだろう。
すでに過去の人だ。

しかしこの「生活安心保障勉強会」に集まったメンバーを見ると、看板と中身が正反対で呆れてしまう。
国民生活を破壊した小泉改革推進派が、どうして国民の「生活安心」を保障できるのだろうか。
まったくブラックジョークの世界だが、「障害者自立支援法」という名の障害者虐待法を作る自公政権のメンバーだから、当然といえば当然かもしれない。

この議連については、
「フンニャロメ日記」さんと、「『猫の教室』平和のために小さな声を集めよう」さんが詳しく述べておられる。まったく同感だ。

アメリカでは大統領が「変」わった。この議連に集まった「変」な議員たちを落選させ、来年は日本でも政権を「変」えたいものだ。

またも暗躍するナベツネ。

  posted by MNG at 23:40:17 │EDIT
【怒】 自民党:「衆院選後は再編不可避」 森、青木氏ら一致

 自民党の森喜朗元首相と青木幹雄前参院議員会長、山崎拓前副総裁は9日夜、東京都内の日本料理店で会談した。景気・雇用情勢の悪化を受け09年度 予算案の成立を急ぐべきだとの意見が相次いだほか、次期衆院選後は「ねじれ国会」の解消に向け政界再編が不可避との認識で一致した。

 会談には渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長兼主筆と氏家斉一郎日本テレビ放送網取締役会議長が同席した。

毎日新聞 2008年12月10日 東京朝刊

自民党の長老の会談に、なぜかナベツネも同席。
ナベツネといえば、去年の福田総理(当時)と小沢民主党代表による大連立を仕掛けたことが思い出されるが、99年の自自連立もナベツネが仕掛け人だったそうだ。
(最近はこればっかりだが、「だまされることの責任」より。)
どちらにも小沢氏がからんでいるだけに、不気味なものを感じる。

しかし、新聞社とテレビ局のトップが政権与党の会談に同席し、政界再編を協議するとは、一体どういうことなのか。
権力を監視するのがジャーナリズムの役割とするならば、読売新聞と日本テレビは、すでにジャーナリズムではないということだろう。
ナベツネの陰謀を、叩き潰さねばならない。

定年まで待てない。

  posted by MNG at 23:07:19 │EDIT
【哀】 加藤周一氏が亡くなられた。
筑紫哲也氏に続いて、またも惜しい方がお亡くなりになった。

「大津留公彦のブログ2」さんによると、加藤氏は
第1回Peace Night 9で、以下のようなメッセージを述べておられたそうだ。

戦争はいつ起こったのか?それは誰にもわからない。いつ反対したらよいのか
という節目はない。いつの間にか引き返すことの出来ない状況に追いやられる。
これが歴史の真実だ。
憲法九条の運動は老人がおおい。その理由は、所属する集団の圧力の中で自由
な発言や行動が抑制され、定年退職後に政治的自由を得ているからだ。現代社会
には戦前の治安維持法が今もこのような形で生きている。しかし、ここに憲法が
あり基本的人権がある。これが戦前と違うところでもある。
だからこそ、定年まで待っていたのでは遅い。憲法を盾にして、憲法を守り憲
法の精神を生かすための発言と行動を直ちに行うべきである。
老人よ、1968年を思い出し、何が起こったのかを青年たちに語ろう!ここ
から学ぶことは実に多いはずだ!


これを読んで、「だまされることの責任」の中で、魚住昭氏が紹介していた辺見傭氏の「新しい『ペン部隊』について」を思い出した。

ペン部隊(アジア太平洋戦争中に、戦意高揚の従軍記などを書くために戦地に派遣された作家・ジャーナリストの一団)はもっと厳しく指弾されていい。私達は私たちの心のうちと外にいるペン部隊的なるものをこそ攻撃すべきである。だが、新しいペン部隊には、司令部も顔も人格も場所的中心もない。鵺(ぬえ)のようなものなのだ。撃つべき急所というものがない。じつにうまくできているのだ。ならば、成員に内部からの氾濫を呼びかけるしかない。おおかたの成員はペン部隊成員である自覚もないから、いかにも心許ないけれど、部隊からの脱走ないし反乱を、「私性」をまだ完全には摩滅させていない少数の部隊員に呼びかけるべきである。 これは無駄な情熱というものかもしれない。でも、言うべきであろう。顔を取り戻せ、言葉を取り戻せ、文体を取り戻せ、恥を取り戻せ。反乱の勇気がないのなら、その場で静かに穿孔せよ。情報市場に細かな孔を開けてしまえ。帰属する組織にたくさんの私的な孔を穿て。深く密やかに穿孔せよ。まっとうな知の孔を開けよ。孔だらけにしてしまえ。そのように呼びかけるべきである。ひょっとしたら、呼応するものが幾人かいるかもしれない。

これはマスコミ人向けの文章のようだが、一般人向けの加藤氏の言葉とも通じるところがあるのではないだろうか。
所属する集団の圧力に抗い、自己を失わないことを呼びかけている。
難しいかもしれないが、心がけたいものだ。

だまされることの責任

  posted by MNG at 22:46:29 │EDIT
【怒】 今日も朝から不愉快な気分になった。
朝刊に「竹中式マトリックス勉強法」などという竹中の本のクソ広告が出ており、竹中のニヤケタ顔を見てしまったからだ。
あの顔を見るだけでも腹立たしいのに、その本が結構売れているらしいから、ますます腹が立つ。
誰が竹中の本なんか、有難がって買うのだろうか?

竹中・小泉の「官から民へ」「規制緩和」「小さな政府」の新自由主義、弱肉強食の競争万能政策で、日本社会はズタズタに引き裂かれてしまった。
そこまで社会を破壊しておいて、その競争に勝ち抜くために、更に勉強しろ、そのために自分の本を買えと言うのだから、竹中という奴はどこまで貪欲な男なのだろうか。

しかし、郵政民営化に騙されて自民党に300議席を与えてしまい、現在の格差社会を作ってしまいながら、再びその首謀者の竹中に騙されようとしているとは、騙される方もあまりにも学習能力がないのではないのだろうか。

今、「だまされることの責任」佐高信×魚住昭(角川文庫)を読んでいる。
その中の一節。

敗戦直後に、日本人のほとんどが「だまされて」戦争に突入したと言い、自分の責任を溶解させようと思っていたころ、伊丹(万作)は「だまされたものは正しいとは、古来いかなる辞書にも決して書いてはない」と断定し、「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」と主張した。
そして、「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう、と喝破したのである。
残念ながら、その後の日本は伊丹のこの指摘通りになった。


確かに竹中を使い続けるマスコミ、出版社も問題だが、それにいつまでもだまされ続けるならば、騙される方にも問題ありと言わざるを得ないだろう。

隠された被爆労働~日本の原発労働者
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