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at 17:50:41 │
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【怒】 冬も西日本中心に5社が電力不足 経産省、原発停止で試算
経済産業省は2日までに、定期点検などで停止している原発が再稼働しない場合、東北電力、関西電力、北陸電力、四国電力、九州電力の5社が、今年12月から来年2月ごろに4~20%程度の供給力不足に陥るとの見通しをまとめた。不足する供給量は約570万キロワットとされる。
定期点検入りする原発が相次ぎ、再稼働が実現しなければ電力会社の供給力は低下するため、各社は休止している火力発電所の再開を急ぐ。火力などの供給力が拡大すれば、需給格差は縮小する見通し。
同省は原発をすべて火力発電で代替した場合の燃料コストの増加は、原発を運転する電力9社の合計で年間3兆円を超えると試算。
2011/07/03 02:02 【共同通信】
これが今朝のローカル紙のトップに、ドーンと出ていた記事だ。
原発がこのまま止まれば、この夏だけでなく冬も電力不足になるという経産省の試算を、そのまま垂れ流しただけの提灯記事で、しかもこの試算には、火力発電所の再開は見込まれていないというからひどい。
国民が知りたいのは、現在どれだけの火力・水力発電所が停止中で、それらを再稼動させた場合に、いつまでにどれだけの電力を賄えるのかということだ。
そういうことを独自に調べもせずに、ただ電力不足と電気料金の値上げの不安を煽るという、まったく腹立たしいとしか言えない記事だ。
根拠のない電力不足不安でお年寄りたちが必要以上に節電し、熱中症患者が多発すれば、マスコミの罪は大きいと言わざるを得ない。
それにしてもこれほど電力不足には不安を煽るのに、本当に恐ろしい放射線については、安心だ安心だと安心神話を撒き散らす。
双方に共通しているのは、事実を言わないということだ。
マスコミの存在意義とは、一体何なのだろう。
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posted by MNG
at 23:16:20 │
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【怒】 今朝テレビを点けると、アナログチャンネルになっていて、画面の左下に大きく「アナログ放送終了まであと23日」と表示されていた。
見にくくて仕方ないのでデジタルに変えたが、まったく腹立たしい限りだ。
すでに既成事実化した地デジ化だが、なぜアナログを止めてデジタル化しなければならないのか、納得している国民が果たしてどれほどいるのだろうか。
国民が知らないうちに、官僚と政治家と電気通信業界が勝手に進めてしまったとしか思えない。
国民の意向に関係なく、国策として推し進められた原発と、やり方としては大差ないだろう。
危険性がない分、地デジ化の方が進めやすかったかもしれないが。
最近になって分かったのだが、テレビを買い替えてこれでOKと思っていたら、BSはケーブルテレビの関係で今のままでは見れないらしいし、DVDレコーダーも地デジ用に買い換えなければ録画ができないらしい。
国民にこれだけの新たな負担を強いる地デジ化に当たって、国民の意向はまったく無視されている。
原発にしても、地デジ化にしても、日本では国のやりたい放題だ。
重要な政策については、外国のように、もっと国民投票で決めれるようにすべきではないのだろうか。
posted by MNG
at 21:50:09 │
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【喜】 上関原発、大幅見直しも=山口知事、埋め立て免許の延長拒否―「計画自体が不透明」
中国電力が山口県上関町で計画している上関原発の建設予定地埋め立て免許に関し、二井関成知事は27日の県議会代表質問への答弁で「計画自体が不透明な状況にある。新たな手続きに入ることはできない」と述べ、現時点では免許の延長を認めない方針を表明した。公有水面埋立法に基づく免許は来年10月に失効するため、建設計画は大幅な見直しを迫られる可能性が出てきた。
中国電の計画では、上関原発は2基を建設し、1号機は2018年3月、2号機は22年度内に営業運転を開始する予定。同社は09年10月に埋め立て工事に着手したものの、地元反対派の抵抗に加え、東京電力福島第1原発事故への配慮から、今年3月以降、作業は中断したままとなっている。
二井知事は答弁で原発事故の発生に言及し、「まず、国が新しいエネルギー政策の中で原発をどう位置付け、上関を含む原発の新増設計画をどう定めるのかを示すべきだ」と主張した。
悪いニュースばかりの昨今だが、久々の良いニュースだ。
知事にはこのまま、上関原発を完全に葬って欲しい。
昨日のNHKスペシャル「ホットスポット 最後の楽園」は、日本を「私たちの奇跡の島」として紹介していた。
そして上関原発の予定地も、瀬戸内の最後の楽園と呼ばれる、自然豊かな場所だ。
そんな貴重な自然を破壊して、危険で汚い原発など、絶対作らせてはならない。
そして良いニュースの後には、また悪いニュースが。
貴重な干潟を破壊して作られた、諫早湾の潮受け堤防排水門に関する訴訟で、長崎地裁は排水門開門を命じた佐賀地裁、福岡高裁の両判決に反し、開門を認めない判決を下した。
【怒】 長崎地裁は開門認めず=高裁判決と異なる判断-「因果関係なし」・諫早干拓訴訟
国営諫早湾干拓事業(長崎県)で有明海の漁場環境が悪化したとして、長
崎、佐賀両県の沿岸漁業者41人が国に潮受け堤防排水門の即時開門や損
害賠償を求めた訴訟の判決が27日、長崎地裁であった。
須田啓之裁判長は「干拓事業と諫早湾内の漁獲量減少の因果関係は認めら
れない」として請求を棄却し、開門を認めなかった。原告は控訴する方針。
排水門開門を命じた佐賀地裁、福岡高裁の両判決と異なる内容で、開門に
方針転換した国の動きに影響を及ぼす可能性もある。(2011/06/27-19:46)
この裁判長は一体何を考えているのか。
「干拓事業と漁獲量減少の因果関係は認められない」とは、事実に目をつぶっ
ているとしか思えない。
裁判所は原発は安全だという判決を出し続けたが、それと同じ流れを感じて
怒りを禁じえない。
posted by MNG
at 18:14:24 │
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今朝の東北の地震のニュースには驚いた。
この春消防士に合格した長男が、研修で3日前から石巻にボランティア(?)に行っているからだ。
現地の方々のことも思いつつ、やはり子供の身を案じてしまう。
予定では、今日の午後4時まで作業をした後バスで帰途につき、車中泊を経て明日帰還することになっている。
東北地方は、強い雨の予報が出ているようだし、無事に帰って来ることを祈っている。
posted by MNG
at 21:55:11 │
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【喜】 スタジオジブリ屋上に横断幕「原発ぬき電気で映画をつくりたい」
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スタジオジブリの屋上に登場した横断幕「原発ぬきの電気で映画をつくりたい」(17日) |
アカデミー賞作品「千と千尋の神隠し」など、数々の名作アニメ映画で知られるスタジオジブリ(東京都小金井市)の屋上に「原発抜きの電気で映画を作りたい」と書かれた横断幕が登場した。付近にはJR中央線の高架橋があり、電車からも見える。同スタジオは横断幕について「取材には応じていない」と話している。
横断幕の存在は16日正午頃からツイッター上で話題に。7月公開予定の最新作「コクリコ坂から」で企画と脚本を手掛ける宮崎駿氏は、東日本大震災後の3月28日に開かれた記者会見で東電原発事故に触れ「考えなければならないのは、プロメテウスの火をどうしたらコントロールできるか。私はこの地を一歩も退かないと決めています」と語った。
ちなみに同スタジオの過去の作品には、原発事故後の世界を思わせるかのような短編アニメ映画もある。(オルタナ編集部=斉藤円華)
社会的影響力のある人の、こういう発言を待っていた。
他の人も、どんどん声を上げて欲しい。
原発の最も根本的な問題は、廃棄物を処理できないことだ。
なぜこの問題をスルーするのか。
今語られている安全性とは、所詮、地震や津波や停電に対する安全性だが、地震が起きようと起きまいと、津波が来ようと来まいと、電源を確保しようとしまいと、廃棄物が処理できない以上、原発を動かしてはならないのだ。
マスコミはなぜこの事を、もっと言わないのか。
やはり、「感電」しているからなのだろうと、思わざるを得ない。