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【喜】 日本軍が深く関与=元守備隊長らの請求棄却-沖縄戦集団自決訴訟・大阪地裁
3月28日10時31分配信 時事通信
太平洋戦争末期の沖縄戦で住民に集団自決を命じたと虚偽の事実を著書に書かれたとして、元日本軍隊長らがノーベル賞作家で「沖縄ノート」の著者大江健三郎さん(73)と出版元の岩波書店を相手に出版差し止めや2000万円の慰謝料などを求めた訴訟の判決で、大阪地裁(深見敏正裁判長)は28日、「集団自決に旧日本軍が深くかかわったと認められる」とした上で、名誉棄損は成立しないとして請求を棄却した。原告側は控訴する意向を明らかにした。
軍や元隊長による自決命令の有無が主な争点。訴訟が理由の一つとなり、昨年度の高校教科書検定で「軍による強制」の記述に意見が付いた経緯があり、判決が注目されていた。 深見裁判長は元守備隊長の命令について、「集団自決に関与したことは十分推認できる」と指摘。一方、著書に記載された通りの命令自体を認定するには「ちゅうちょを禁じ得ない」とした。 沖縄ノートの記載内容について、大江さん側は元守備隊長を特定する氏名の記述がなく、名誉棄損に当たらないと主張したが、深江裁判長は引用文献などから特定は可能と判断した。しかし、集団自決の学説や文献、大江さんらの取材状況を踏まえ、「真実と信じるに足りる相当の理由があった」と認定し、名誉棄損や出版差し止めの弁護側主張を退けた。 沖縄集団自決裁判で、大阪地裁が請求を棄却した。 当然と言えば当然の判決だが、原告は控訴するようだし、また最高裁が最低の判決を出さないよう祈るばかりだ。 まあ普通に考えればありえないことなのだが。 それにしても、産経新聞のくやしがりかたには笑える。 ご愁傷さま。 司法の使命放棄、上級審で救済せよ 沖縄集団自決訴訟判決3月28日13時51分配信 産経新聞
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