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【喜?】 米医療保険法が成立へ=歴史的転換、下院が可決-大統領、大きな政治的勝利
【ワシントン時事】米下院は21日夜(日本時間22日午前)の本会議で、オバマ大統領が内政の最重要課題に掲げてきた医療保険改革法案を賛成219、反 対212の賛成多数で可決した。上院は昨年12月に通過しており、3000万人以上が新たに保険に加入可能となる医療保険改革法が大統領の署名を経て成立 する。先進国で唯一なかった「国民皆保険」制度が事実上導入され、米国の医療保険制度は歴史的な転換を遂げる。
オバマ大統領は下院での可決を受けホワイトハウスで声明を発表、「きょうの投票は一つの政党の勝利ではなく、米国民の勝利だ」と称賛した。
米医療保険改革に関するオバマ米大統領演説(要旨)
3月22日20時48分配信 産 経新聞
今夜、100年近くの議論と不満、数十年間の試み、そして1年の持続的な努力と論争を経て、米議会はついに宣言した。米国の労働者、世帯、中小企業はこ の国において、病いや事故が彼らの夢を危険にさらすことがないと安心するにふさわしいということを。
われわれは、この政府ー人民の人民による政府ーが人民のためになお仕事をしていることを証明した。
今日の投票は改革のために戦ってきた大勢の人々に答えるものだ。自分たちの声を聞いてもらいたいと手紙を書き、電子メールを打ったすべての無保険の人々 の声は伝えられたのだ。
今日の投票は、どれかひとつの政党の勝利ではなく、米国民の勝利であり、常識の勝利である。急進的な改革ではないが、重要な改革である。
この法案は、われわれの医療制度のすべての苦悩を解決するものではないが、われわれを間違いなく正しい方向へと導く。これが、変革というものなのだ。
今日は重大な日だが、旅の終わりではない。われわれの国が直面する課題の終わりを示すものではない。経済に活力を戻す仕事は続く。今日が示すものは、ア メリカン・ドリームの基礎に敷かれたもうひとつの石である。
オバマ政権の悲願だった医療保険改革法案が可決された。
アメリカ国民にとっては、朗報だろう。
オバマ大統領は演説で、「米国の労働者、世帯、中小企業はこ の国において、病いや事故が彼らの夢を危険にさらすことがないと安心するにふさわしい」と言った。
確かにそうだ。
しかし病や事故以外にも、アメリカ国民の夢を危険にさらしているものがある。
それは戦争だ。
アメリカの戦争は、アメリカ国民だけでなく世界中の人たちの夢を危険に晒し、破壊している。
共和党など保守派は財政支出拡大を理由に、医療保険改革に強硬に反対した。
そんなに財政支出の拡大が嫌なら、戦争をやめればいいのだ。
オバマ大統領が本当に国民の夢を大切にするのなら、次の目標は戦争をやめることでなければならない。
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