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【哀】 テンション高い安倍前総理、外相ねらって猛ハッスル中
2008年6月26日 週刊文春
自民党に新たな頭痛の種が生まれた。安倍晋三前首相が元気すぎて、早晩「暴走」しそうな気配なのだ。
山崎拓元自民党副総裁を「百害あって利権あり」とこき下ろしたように、もともと「育ちがいいわりに、興奮し調子に乗ると、かなり口が悪い」(親しい同僚議員)安倍氏だが、近頃は、周囲が戸惑うほどハイテンションである。「あんな形で辞めたのだから、世間はまだ怒っている。せめて一年は謹慎した方がいい」。こういう親身な忠告にはまったく耳を貸さない。むしろ、来るべき政界再編に向けて体調復活をアピールしようとしてか、やたらハッスルしている。
政治家の会合をはしごし、メディアへの露出も全開。
二十二日にはラジオの深夜放送に生出演して、十代のリスナーの悩み相談に回答した。安倍氏が人生指南とはほとんどブラックユーモアだが、本人は大真面目だった。
首相時代は官邸を「お友だち」議員で固め顰蹙を買ったが、今ではすっかり疎遠だ。「代わって別の若手議員やマスコミ関係者が接近。『福田康夫首相より安倍さんの方が人気は高い。再登板も十分ありうる』とおだてるので、本人もすっかりその気になっている」(同前)という。
かつて「兄貴分」と慕った中川昭一元経産相より、今は「ポスト福田」最有力候補の麻生太郎元外相と連携しているのもその一例だ。
「麻生政権で外相に就任し、福田外交の軟弱路線を元に戻そうと狙っている」(政治部記者)のだそうだが、中川氏といえば、「安倍晋三前首相が掲げた『戦後レジームからの脱却』路線を継承し、定期会合を続けていく」ため、派閥横断の勉強会「真・保守政策研究会」を立ち上げた中心人物。そんな中川氏の配慮をよそに、「ポスト福田」最有力の麻生氏についたことに、党内からは、「余りにも義理を欠いている」との声も上がる。
今月二十日、朝日新聞の某論説委員が、「前首相の一番大事な仕事は、現総理の邪魔をしないこと」という安倍氏の講演での発言を、感心したとして夕刊紙上で紹介している。
だが、果たしてそれが前首相の「仕事」なのか。これは暗に「福田政権は気に食わないが黙っている」と言っているに等しい。山崎氏への攻撃も、福田批判を我慢しているうっぷん晴らしなのだろうか。
もうKYというよりもJC(自己中)としか言えない。
こんな奴をいつまでも国会議員にしておくのは、税金の無駄遣いでしかない。
早く辞めて欲しいものだ。
次の総選挙では、山口の皆さんにぜひ落選させて頂きたい。
よろしくお願いします。
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