posted by MNG
at 19:11:01 │
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「◎」 女子サッカーなでしこジャパンが、決勝でPK戦の末にアメリカを破り、見事世界一の座に着いた。
今日も仕事なので、試合開始からの観戦はきつかったので、5時に起きて後半の途中からテレビ観戦した。
日本はリードされるたびに追いつく粘りを見せ、最後はPK戦でのキーパーの美技もあって、悲願のワールドカップを獲得した。
まさに「小よく大を制」し、「柔よく剛を制す」戦いぶりだった。
中でも宮間はテクニックが素晴らしく、しぐさもクールなのにお茶目なところもあって憎めないのだが、顔がゲゲゲの鬼太郎に見えてきて、最後の方には目玉おやじの声で応援してしまった。
岩清水にも鬼太郎2号、永里には埴輪と命名して、ハラハラしながらも、楽しく声援を送った。
PK戦の前に日本チームは円陣を組んだが、監督はじめメンバーの表情は笑顔にあふれ、とてもリラックスしたムードだった。
宮間が日本の1本目を決めたあとには、解説者が「楽しんでますねえ」と言っていた。
ここに日本の勝因のひとつがあったように思う。
ここで思い出すのが、あの石原ゴーマン都知事だ。
都知事はよく「オリンピックで楽しんでくればいいなんてふざけたことを言うな」などと、偉そうなことを言う。
しかし、ただ死に物狂いで力みかえれば、実力を発揮できるわけではない。
今回のPK戦でのアメリカが、まさにそうだったと思う。
力むよりもリラックスして楽しむくらいの気持ちの方が実力を発揮できるし、プレッシャーのかかる場面でリラックスすることは非常に難しいことなのだ。
訳も分からず、精神論をぶちまけるだけの都知事には、特大の「×」だ。
それにしても、先日の五輪立候補宣言はひどかった。
20年夏季五輪:立候補 石原知事「汗かいて血みどろに」
日本オリンピック委員会(JOC)は16日、20年夏季五輪の国内立候補都市を東京都に決定し、国際オリンピック委員会(IOC)に申請することを正式に発表した。東京都からの申請を同日朝の理事会で承認したJOCの竹田恒和会長は、都内であった日本体育協会とJOCの創立100周年記念祝賀式典後のレセプションで、「日本は大震災からの復興を果たさなければならない。20年の五輪を復興のシンボルとしたい」と述べ、一部競技を被災地で開催する「復興五輪」を旗印に招致活動を展開していく考えを示した。
レセプションでは、石原慎太郎知事が乾杯のあいさつで「勝てなかったら意味がない。東京都とJOCは車の両輪。東京は汗をかいて血みどろになってカネ、施設も作る。JOCはとにかく勝ってこい。勝てなかったら選手、国民も泣くぞ。JOC、本当に頑張れよな」とハッパをかけた。
東京は1964年にアジア初の五輪を開催。16年夏季五輪招致にも立候補したが、09年10月のIOC総会でリオデジャネイロ(ブラジル)に敗れた。今回は立候補を検討していた広島市が断念。東京以外に意欲を示す国内都市はなかった。再挑戦となる今回は、落選した16年招致の教訓とされる開催理念の明確化、地元支持率のアップなどが課題になる。
「東京都が血みどろになる」などと言っているが、都知事が自腹を切る訳ではないだろう。結局は他人の財布をあてにしているに過ぎない。
JOCに偉そうなことを言っているが、まるで先日クビになった松本ドラゴン大臣なみの言い草だ。
挨拶中も片手をポケットに突っ込んで、まったくどうしようもない下品な奴だ。
五輪招致が失敗したら、ぜひ切腹して文字通りの血みどろになって欲しいものだが、そんな覚悟もないだろう。 PR