posted by MNG
at 00:26:38 │
EDIT
【怒】 前回紹介した藤波心ちゃんのブログだが、原発賛成の輩のまったく支離滅裂な言いがかりとしか言えないコメントに頭にきて、年甲斐もなく3回もコメントしてしまった。
結局、カエルの面にショ●ベンだったようだが、まあ致し方ない、良しとしよう。
さて、福島原発はいよいよ苦境に陥り、フランスの原子力関連機関・企業に支援を要請するに至った。
そのフランスの新聞のインタビューに、前福島県知事の佐藤栄佐久氏が応じた。
「無分別が生んだ破局」と前知事 福島県の佐藤氏、仏紙に
【パリ共同】福島県の佐藤栄佐久前知事は29日付フランス紙ルモンドのインタビューで、福島第1原発の事故について、原発の運営に関わった人間の「無分別がもたらした破局だ」として東京電力や日本の原子力行政当局を強く批判した。
佐藤氏は福島県知事時代の1998年、全国で初めてプルサーマル計画を了承。プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料が福島第1原発に搬入されたが、2002年に東電の原発トラブル隠しが発覚、了承を撤回した経緯がある。
佐藤氏は「(今回の事故で)恐れていたことが現実になってしまった」と指摘。日本の原発行政を推進する経済産業省と監視機関の原子力安全・保安院を分離すべきだとの声があったのに実現していないことを挙げて「日本は民主国家だが、浸透していない分野がある。正体不明の利益に応じて、数々の決定がなされている」と原子力行政の不透明性を暴露した。
また「今回の破局は(原発に関する)政治決定プロセスの堕落に起因している」と指弾した。
佐藤氏が指摘する「原子力行政の不透明性」が、リスクに対する甘い見通しや、事故後の緩慢な対応、情報の隠蔽にも通底している。
何らかの形で、佐藤氏の復権を求めたいものだ。PR
posted by MNG
at 17:46:38 │
EDIT
【喜】 ネット上をうろうろしていたら、ぶつかりました。
中学生アイドルのブログに。
タイトルは「批難覚悟で・・・・」。
原発事故に関して、実にまっとうな感想を述べている。
しかしこの記事を書くのに、批難を覚悟しなくてはならないとはどういうことなのか。
何とコメントが10800も付いていて、原発推進派からの批難も多い。
それでも覚悟の上で、しっかりと自分の意見を述べている。
実際、放射線の影響をより多く受けるのは、彼女たち若い世代なのだ。
危険な原発に頼らなくても良い、新しいシステムを作っていく展望も語っているし、電力会社や御用学者の欲望で、若者の将来を台無しにしてはならない。
頑張れ!!心!!
posted by MNG
at 18:50:45 │
EDIT
posted by MNG
at 14:04:52 │
EDIT
【怒】
緊急対応見直しを=福島原発事故受け提唱―IAEA事務局長
時事通信 3月21日(月)22時44分配信
【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)は21日、福島第1原発事故について協議する緊急理事会をウィーンの本部で開いた。天野之弥事務局長は、現在の国際的な緊急対応体制は1986年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故を受けて策定されており、21世紀にはそぐわないため見直すべきだと主張した。
また「IAEAには正しい情報を迅速に伝える責任があるが、現体制では限界がある」と訴えた。さらに「安定的かつクリーンなエネルギーとして原発は今後も多くの国にとって有力な選択肢だ」と述べ、原子力の安全性に関するIAEAの役割を見直す必要性にも言及した。
18日から2日間訪日した天野事務局長は「状況は依然として深刻だが明るい進展も見られる」と語り、「危機が克服されるのは疑いない」と強調。また、IAEAは各国や他の国際機関と密接に連絡を取りながら「危機収束支援や(事故の)影響緩和に全力を挙げている」と説明した。
アメリカが原発をクリーンなエネルギーとして推進しようとしているのは知っていたが、IAEAも原発を「安定的かつクリーンなエネルギー」などと言うとは、まったくとんでもないことだ。
原発が「クリーン」だということを聞いたとき、私の頭には「汚い爆弾」という言葉が思い起こされた。
「汚い爆弾」は、核爆発を起こす核兵器とは違って、通常火薬の爆発によって放射性物質を撒き散らし、環境汚染を引き起こす爆弾のことだ。
この言葉を聞いたとき、それなら核兵器は汚くないのか、クリーンなのかと思ったのだったが、今回はそのことは置いといて、現在放射性物質を撒き散らしている福島原発こそ、「クリーン」どころか「汚いエネルギー」そのものではないのだろうか。
核兵器も原発も、「クリーン」とは程遠い、「汚く」恐ろしいものだ。
一日も早く、廃絶されなければならない。
posted by MNG
at 19:24:45 │
EDIT
【哀】 東電の原発PR映画「福島の原子力」。
得意げに安全性を主張しているが、今回それらのすべてが覆されてしまった。
それにしても、廃棄物の処理や作業員の衣服の管理など、あそこまでしなければならないこと自体がどうかしている。
常識では考えられない。
そこまでして原発を導入したいのも、やはり長期間、巨額に及ぶ建設予算なのだろう。
原発本体だけでなく、地域のための武道館やらスポーツセンターなんかも作って、ご機嫌も取るわけだし。
しかしそれらの施設も、今回の地震ですべてダメになっただろう。
甘い話には、落とし穴があるということかもしれない。
そして福島原発の現状と、原発全体の危険性について、やはり広瀬隆氏である。
竹中平蔵をはじめとして、文系の御用学者はたくさん見てきたが、今回テレビの解説をしているのが、理系の御用学者だということに非常に驚いた。
こんな国民的大災害においても、住民の安全よりも、自分達の利益を優先しているとは。
情けない限りだ。
Video streaming by Ustream