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今日の「○」と「×」

身の回りから世の中までを見渡して、感じた「○」と「×」。

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  posted by at 10:10:19 │EDIT
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「月刊G2」創刊。

  posted by MNG at 18:19:59 │EDIT
【喜】 休刊していた講談社の雑誌「月刊現代」の後継誌として、このたびノンフィクション雑誌「月刊G2」が創刊された。
矢野絢也氏による「池田大作氏のこと」など、なかなか面白そうな内容だ。
値段は結構張るが。

言論誌の相次ぐ休廃刊が続き、良質なノンフィクションに触れる機会が少なくなっていたが、これで少しは希望が持てるだろう。
本屋にあれば、買ってみようかな。

昨夜の飲み会でちょっと盛り上がり過ぎて、今日は仕事中も眠くて困った。
でも、楽しかったから良しとしよう。

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だまされることの責任

  posted by MNG at 22:46:29 │EDIT
【怒】 今日も朝から不愉快な気分になった。
朝刊に「竹中式マトリックス勉強法」などという竹中の本のクソ広告が出ており、竹中のニヤケタ顔を見てしまったからだ。
あの顔を見るだけでも腹立たしいのに、その本が結構売れているらしいから、ますます腹が立つ。
誰が竹中の本なんか、有難がって買うのだろうか?

竹中・小泉の「官から民へ」「規制緩和」「小さな政府」の新自由主義、弱肉強食の競争万能政策で、日本社会はズタズタに引き裂かれてしまった。
そこまで社会を破壊しておいて、その競争に勝ち抜くために、更に勉強しろ、そのために自分の本を買えと言うのだから、竹中という奴はどこまで貪欲な男なのだろうか。

しかし、郵政民営化に騙されて自民党に300議席を与えてしまい、現在の格差社会を作ってしまいながら、再びその首謀者の竹中に騙されようとしているとは、騙される方もあまりにも学習能力がないのではないのだろうか。

今、「だまされることの責任」佐高信×魚住昭(角川文庫)を読んでいる。
その中の一節。

敗戦直後に、日本人のほとんどが「だまされて」戦争に突入したと言い、自分の責任を溶解させようと思っていたころ、伊丹(万作)は「だまされたものは正しいとは、古来いかなる辞書にも決して書いてはない」と断定し、「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」と主張した。
そして、「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう、と喝破したのである。
残念ながら、その後の日本は伊丹のこの指摘通りになった。


確かに竹中を使い続けるマスコミ、出版社も問題だが、それにいつまでもだまされ続けるならば、騙される方にも問題ありと言わざるを得ないだろう。

悪貨は良貨を駆逐する。

  posted by MNG at 22:08:12 │EDIT
【哀】 月刊「現代」が休刊するというので、最終号を購入した。
月刊「現代」は、ノンフィクションの発表の場として貴重だっただけに、その休刊の影響は大きなものがある。
http://moura.jp/scoop-e/mgendai/

去年あたりから雑誌の休・廃刊が相次いでおり、私も昨年の「ダ・カーポ」以来、「論座」、月刊「プレイボーイ」、「ヤングサンデー」、そして今回の月刊「現代」と、最後の記念に購入してきた。
国鉄ローカル戦の廃止前に、駆け込みの乗客が増えるようなもので、それなら普段から買えよということだが、雑誌もそうそう買える物でもない。

しかしこういうリベラル系(?)の雑誌が苦戦する一方、「正論」「諸君」「WILL」などの右翼雑誌は、よくは知らないが比較的堅調なように見える。
「憎まれっ子、世にはばかる」のか、「悪貨は良貨を駆逐する」のか。
残念である。

審査員。

  posted by MNG at 23:38:52 │EDIT
【喜】 もう、ひと月以上前の話だが、芥川賞と直木賞の受賞者が決定した。
ふだんはあまり興味があるわけではないのだが、今年は特別だ。
なぜかというと、直木賞を受賞した桜庭一樹さんが、わが県の出身だからだ。
この受賞は、県内ではかなりの話題になったし、ローカル放送局のアナウンサーが彼女のクラスメイトだったりして、なかなか盛り上がった。
そして、受賞作の「私の男」という作品は、なかなかの問題作のようだ。
「オール読物」の今月号に、直木賞の選評が載っていたので読んでみた。
作者の可能性を評価する意見が多かったが、林真理子氏と渡辺淳一氏は、厳しい意見を述べていた。
特に林氏は、感情的に好き嫌いを述べているだけのようで、ちょっと嫌な感じだった。
とにかく桜庭さんには、今後ますます頑張ってもらいたいと思う。

【怒】 そしてついでに文藝春秋を見ると、芥川賞の選評が載っていた。
ここでゴーマンかましていたのが、石原都知事殿だ。
曰く、「軽くて薄い」。
しかし、都知事自身の書かれた「太陽の季節」は、そんなに「重くて厚い」作品だったのだろうか。
非常に疑問である。

極めつけは去年製作した、「俺は君のためにこそ死にいく」という特攻隊映画だ。
これこそ薄っぺらな、お涙頂戴ナショナリズム映画だったことは、興行成績がさっぱりで巨額な赤字を出したことでも明白だ。
他人に文句を言う暇があったら、自分のことをもっとしっかりやったほうがいいだろう。

文藝春秋社も、受賞作以来ほとんど文学的業績のない傲慢男を、いつまで審査員にしておくつもりなのか。
早く審査員を辞めさせなければ、芥川賞の権威に傷がつこうというものだ。

本。

  posted by MNG at 13:53:29 │EDIT
【楽】 「本棚から猫じゃらし」 群ようこ (新潮文庫)

 「旅行者の朝食」 米原万里 (文春文庫)
  筆者の食に関する文章を集めたもの。食にまつわる文化・民族・政治・歴史まで話は広がる。
  タイトルにも文字通り以外の意味あり。

 「毒になる親-一生苦しむ子供」 スーザン・フォワード (講談社+α文庫)
  自分は子供にとってどうだっただろうか。毒になっていないことを願う。

 「わからないという方法」 橋本 治 (集英社新書)
  橋本さんは、面白くて凄い人だと思った。
隠された被爆労働~日本の原発労働者
アーティストは訴える!!
「ずっと嘘だった」 「サマータイムブルース」 「LOVE ME TENDER」 「原発賛成音頭」 「警告どおり 計画どおり」 「チェルノブイリ」 「僕と彼女と週末に」
原発の危険性
源八おじさんとタマ
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