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【喜】 名護市議選、普天間移設反対の市長派が勝利
読売新聞 9月13日(月)0時8分配信
米軍普天間飛行場の移設問題を最大の争点とした沖縄県名護市議選(定数27)は12日、投開票され、同市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設受け入れに反対する稲嶺進市長派の候補が半数を大きく超える16議席を獲得した。
1月の市長選に続いて再び市民が反対の意思を示したことで、11月の知事選や政府の対応にも大きな影響を及ぼしそうだ。
同市議選は5月の日米合意後、初めて地元の民意を問う選挙となった。改選前は市長派が12人、移設を容認する島袋吉和前市長派が12人、中立3人と拮抗(きっこう)していたが、今回の市議選で市長派は大きく議席を伸ばし、前市長派は1議席減の11議席にとどまった。
結果を受けて稲嶺市長は13日未明、市役所で記者団に「名護市の意向がはっきり示された。辺野古はだめだとさらに強く政府に言える環境ができた」と改めて移設を拒む決意を表明した。
最終更新:9月13日(月)13時38分
名護市議選で、基地反対派の候補者が大きく議席を伸ばし、過半数を獲得した。
普天間基地の移設先を、「国外、最低でも県外」と公約して政権交代を成し遂げながら、その後 方針を転換してしまった民主党政権に対して、「ノー」という地元の民意がキッパリと突きつけられた。
この結果は、辺野古移設を受け入れている菅政権にも逆風になるだろう。
「柔軟なマニフェスト変更」という名の、「公約違反」は許されない。
菅政権を打倒して、「国民の生活が第一」という、マニフェストの方向性を守らなければならない。
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【喜】 民主党の代表戦の情勢について、新聞・テレビは一貫して菅有利と報じている。
今朝の朝刊も、またもや性懲りもなく、菅67%小沢22%という世論調査の結果を載せている。
しかし、週刊誌の風向きはちょっと違うようで、菅氏に批判的な見方が多いようだ。
少し、引用してみる。
まずは世論調査自体に対する疑問から。
東京は巣鴨のお年寄りと、新橋のサラリーマン各30人に、どちらが首相にふさわしいか聞いてみた。
主婦を中心に、30人中21人(70%)が「菅支持」だった。
ところが新橋では、本誌が先週号で「小沢氏を好きか嫌いか」を聞いたときは、72%が「嫌い」と答えていたにもかかわらず、今回は「小沢支持」が70%まで急騰した。
つまり、質問の仕方や、聞く相手の属性によって、「世論」のありようは180度違ってくるというわけだ。
(週刊朝日)
巣鴨と新橋では、まったく正反対の結果が出ており、まるでマスコミの世論調査と、ネットでの調査がまったく違う結果になったことと対応しているようだ。
マスコミの世論調査の偏りが疑われる。
次に選挙の戦い方について。
ある議員のもとへ、菅陣営、小沢陣営双方から電話があったという。菅陣営からの電話は「よろしくお願いします」というだけだったが、小沢陣営は開口一番「わかってるよね?」。しかも、「メディアにはいわなくていい。支援者には菅支持と表明しておけ」と、党内抗争を知り尽くした戦略で攻めてきている。
(週刊ポスト)
マスコミが報じる菅支持の数字の中に、実は小沢支持の数字がどれくらい隠れているのだろうか。
週刊現代は「小沢強し もうどうにも止まらない」「ああ菅直人『敵にあらず』 エライこっちゃ とうとう小沢総理」という見出しを打っている。
必ずしも小沢総理誕生に好意的ではないが、逆に信憑性が高いようにも思える。
最後に菅総理の人間性について。
社民連で菅氏と一緒だった田英夫氏の1998年のインタビュー。
「(社民連立ち上げの際)菅君は『なんか役職ください。なんでもいいからください』って言うんだよ。まぁ若くて元気がいいし、選挙で肩書きも必要なんだろうと思ったが、いま考えればあれは強い権力志向だったということだ。もっと言えば権力の亡者だよ、あれは。
民主党のキャッチフレーズは『市民派』『市民のための味方』なんて言っているが、彼はそんなことは思っていない。
与党になるにはどうすればいいか考えて、いまの民主党を作ったんだと思う。政権や主張じゃないんだ、彼は。権力に就くためにどうすればいいかだけを考えている。
社民連は民主党とは絶対に組まない。というより、菅君率いる民主党と組むなんてことは絶対ない。主義主張がない似非市民派だということです。悪魔と手を組むようなものだ」
(週刊現代)
こちらは新聞だが、東京新聞の「こちら特報部」の「デスクメモ」。
池田香代子ブログより。
「菅首相は、女性運動に尽力した故市川房枝氏の薫陶を受けたと自負する。そ の市川氏は菅氏の衆院選初陣について『私の名前を至る所で使い、私の支援者にカンパや協力を求め、私が主張し、実践した理想の選挙とは違う』旨の苦言を呈 したという。利用できる者は何でも使う。政治家はみな同じか。(立)」
新聞・テレビと週刊誌と、どちらが正しいのか、結果が出るまで泣いても笑ってもあと2日。
菅総理の続投だけは勘弁して欲しいものだ。
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【怒】 振興銀破綻:自見担当相が竹中氏らを批判
自見庄三郎金融・郵政担当相は10日の閣議後会見で、日本振興銀行の破綻(はたん)に伴う国内初のペイオフ発動について「元本1000万円までと利息は保護されており、冷静な対応をお願いしたい」と理解を求めた。また、振興銀設立当時の金融庁の対応を批判した。
自見担当相は、振興銀が決済用預金や普通預金を扱っていないことから「金融システムの安定性に影響を与えることはない」と強調。その上で、03年8月に振興銀が予備免許を申請した日まで木村剛被告が金融庁顧問を務めていたと指摘し、「李下(りか)に冠を正さずというが、金融業界は信用が大事だ。竹中平蔵金融相と高木祥吉金融庁長官(いずれも当時)の道義的責任はまぬがれない」と当時の金融行政トップの対応を批判した。【中井正裕】
日本振興銀行が破綻した。
木村剛前会長らの逮捕から、わずか2か月しか経っていない。
木村前会長は竹中平蔵と親しかったからだろう、振興銀は異例の速さで認可された。
振興銀の認可から破綻までの一連の動きについて、竹中の責任は重いだろう。
竹中といえば、おととい休みだったのでぼんやりテレビを見ていたら、テレビ東京系の番組に竹中が出てきて、日本経済を立て直すには法人税を下げなければならないと言っていた。
相変わらず、財界の利益だけを考えている奴だ。
しかし、菅総理の「成長戦略」も、竹中と似たり寄ったりだ。
成長と言っても、企業だけが成長して国民の生活が犠牲になる、「小泉・竹中改革型成長」では何にもならない。
真の「成長戦略」は、「国民の生活」を潤すものでなければならない。
法人税下げを主張する、菅総理の企業のための「成長戦略」では、「国民の生活」は楽にならない。
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【怒】 石破氏皮肉る「いつから検察の無謬性信仰に」
読売新聞 9月3日(金)19時52分配信
自民党の石破政調会長は3日、民主党代表選に出馬した小沢一郎前幹事長が首相に就任した場合でも検察審査会の議決による強制起訴を受け入れる考えを示したことに関し、首相の職務を続けながら法廷闘争を行うことに疑問を呈した。
小沢氏は3日のテレビ朝日の番組の中で、かりに首相に就任した後に、自らの資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で検察審査会が「起訴議決」を出した場合の対応について「堂々と受ける」と明言、起訴に同意する考えを示した。これについて石破氏は「強制起訴になれば、被告として裁判に出ることになるのか。国政(首相の職務)との関係はどうなるのか。あまり楽しい発言ではない」と述べた。
また、小沢氏が検察審査会のあり方に批判的見解を示したことに対しては「検察審は、検察の独走を許さないために市民の視線から設けられたもので、素人の集まりだというのは事実誤認だ」と強調。その上で、小沢氏がかつて検察の捜査を批判していたことを念頭に、「検察の無謬性(むびゅうせい)にいつからそんな信仰をするようになったのか、理解できない」と皮肉った。国会内で記者団に語った。
これに関連し、菅首相は3日夜、首相官邸で記者団から首相として法廷に立つことの是非を問われ、「仮定の話には答えられない」と述べるにとどめた。
最終更新:9月3日(金)21時31分
石破さん、久しぶりに出てきたと思ったら、トンチンカンなことを言ってます。
「検察審は、検察の独走を許さないために市民の視線から設けられたもので、素人の集まりだというのは事実誤認だ」そうだが、小沢氏への捜査自体が検察の独走だったのであり、それゆえ証拠不十分で起訴できなかったのだ。
検察審が検察の暴走を許さないためのものなら、今回の提訴はあり得ない。
今回の件は、検察審が検察の方針を後押ししているのであり、独走を許さないどころではない。
検察審の仕組みが不十分であることは、小沢氏の言うとおりまぎれもない事実だ。
こんなことを言っているようでは、石破氏も自民党も浮上の目はないだろう。