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【怒】 議員削減「比例にこだわらず」=民主幹事長、野党に協力呼び掛け
8月1日15時47分配信 時事通信
民主党の枝野幸男幹事長は1日のNHKの討論番組で、菅直人首相が国会議員定数削減で年内に与野党の合意を目指す方針を表明したことに関し、「早い期間 で合意形成できるなら、比例(代表の削減)だけにこだわらない」と述べ、野党の協力を得られるのであれば、柔軟に対応する用意があるとの考えを示した。
民主党は参院選マニフェスト(政権公約)に、衆院比例定数80と参院定数40程度の削減を明記した。枝野氏はこの後、記者団に「党の姿勢としてはマニフェストが基本になる」とも語った。
一方、野党からは同日のNHKや民放テレビ番組で、比例定数を削減することへの反対論が続出。自民党の石原伸晃組織運動本部長は「個人的には反対だ。二大政党制に向かうような制度改革を出してきたら誰も賛成しない」と批判した。
共産党の市田忠義書記局長も「(比例は)民意を反映する一番民主的な選挙制度。こんなことをやれば、多様な意見を反映させられなくなる」と指摘。みんな の党の江田憲司幹事長は「比例だけで減らすのは反対だ。1票の格差の問題や衆参の独自性を加味した形で(議論を)やらないといけない。拙速はよくない」と 強調した。
菅政権は、議員定数の削減を公約に掲げているが、この議員定数削減と、もう一方の重要課題である1票の格差是正は、両立不可能だ。
過疎地域の定数1はこれ以上減らせない以上、あとは都会の定数増しか格差是正の方法はなく、議員定数削減どころの話ではない。
選挙区での定数削減ができないから、比例区で減らそうとしているのだろうが、野党の抵抗も激しそうだ。
議員定数の削減は、消費税増税の前の、無駄の削減の一環として行われようとしているようだが、それならば議員歳費や政党助成金の削減で対応すべきで、議員数を減らせば、さらに官僚をのさばらせることになり、国民が政権交代で期待した「官僚主導から政治主導の政治」の実現は更に困難になるだろう。
議員定数削減は国民のためにはならない。
選挙制度については、比例代表制なら1票の格差問題は発生しないので、比例区の議員定数は削減ではなく、逆に拡大すべきではないのか。
とにかく、菅政権の議員定数削減には、異議ありである。
※あまりの暑さにバテ気味なので、せめてブログを涼しげにしてみた。
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