posted by MNG
at 18:52:13 │
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【怒】 昨日の夕方、いつものように店番をしながら民放のラジオを聴いていたら、アグネス・チャンが出てきたのでNHKに切り替えたところ、菅総理と小沢氏の共同記者会見を放送していたので聴いた。
途中からだったが、二人の主張の違いは明らかで、特に最後の一言がそれぞれの違いを端的に表わしていた。
菅総理は、この代表戦は誰が総理に相応しいかを選ぶ選挙だと言い、驚くことに、小沢氏が総理になっている姿は想像できないとまで言い放った。
総理には自分こそが相応しいと思っているのだろうが、カン違いも甚だしい。
あくまでも自分中心の物の考え方で、いくらレバニラ炒めを食べて庶民派をアピールしてみても、国民生活のことなど眼中にないことが伺える。
それは消費税に関する発言での、「多少の負担」という言葉でも明らかだ。
総理にとっては「多少の負担」かもしれないが、庶民にとっては大きな負担だ。
更に、消費税の納税義務者である中小企業・自営業者にとっては、まさに生死に関わる大問題なのだ。
このマスコミが報じない消費税の本質について、余すところ無く明らかにしているのが、斎藤貴男氏の「消費税のカラクリ」である。
内容についてはこちらのブログが、的確に要約されているので、紹介させていただく。
総理にはこの本を読んで、消費税がいかに中小業者を痛めつけ、また輸出企業を潤しているかを学んで欲しい。
福祉の財源となるべき消費税が、逆に福祉の受給者を生み出してしまうというのは、まさに皮肉以外の何物でもない。
国民の生活を考えれば、消費税増税は主張できない筈だ。
一方、小沢氏の主張は、国民の生活を第一とした、衆院選のマニフェストを守るべきだというものだった。
その中でもよく分かったのが、補助金についての発言だった。
現在は地方への補助金が、国の事業メニューに従わなければならないため非常に効率が悪く、融雪装置を作るために、誰も利用しないスキー場を作らされた例を挙げて説明していた。
補助金を地方の裁量で使えるようにすれば、今の6割程度で効果的に必要な事業を実施することができ、税金の無駄遣いをなくせるし、またそうしなければならないということだった。
こういう財務省に都合の悪いことは、菅総理にはできないだろう。
財政再建のために、官僚の意を汲んで国民を犠牲にするような政権には、これ以上続いてもらうのは迷惑だ。
3ヶ月で、すでに中身は見えた。
菅政権は、もうたくさんだ。
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