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【怒】 国の借金、900兆円突破=過去最高を更新―6月末
8月10日16時8分配信 時事通信
財務省は10日、国債や借入金、政府短期証券の合計残高(国の借金)が6月末時点で904兆772億円と、前回公表の3月末に比べ21兆1538億円増加し、過去最高を更新したと発表した。7月1日時点の人口推計(1億2742万人)で割ると、国民1人当たり約710万円の借金を負う計算になる。
国の借金のうち、普通国債は3月末比11兆7804億円増の605兆7520億円、特殊法人に対する貸し付け原資となる財投債は約1.6兆円増の123兆8187億円。国債全体では13兆3194億円増の733兆8084億円と最高額を更新した。
政府短期証券は約9.2兆円増の115兆2089億円で、国庫金の減少を補うため財務省証券の発行が増えた。
財務省の発表によると国の借金が900兆円を超えたということだが、ここから導かれるのは、やはり消費税増税なのだろうか。
しかしそれは短絡的過ぎるというものだろう
国の借金は、2001年度末には600兆程度だったものが、この10年で1.5倍に膨れ上がってしまったことになる。
その間何があったかというと、小泉政権の誕生による製造業派遣の解禁があり、その効果もあってか企業業績は伸張し、5年9ヶ月に渡る「戦後最長の好景気」となったが、リーマンショックですべてがオジャンとなった。
しかし、「戦後最長の好景気」の間も、一貫して国の借金は増え続けている。
この期間の企業の好業績が、派遣労働者の使い捨てによるものであったため勤労者の賃金が低く抑えられたり、法人税率が以前に比べて低かったことで、税収が伸びなかったことが大きな要因だろう。
この「好景気」の時期に、法人税をしっかり取っておけば、これほど借金が増えることもなかったのではないだろうか。
今日までダラダラと借金を増やし続けた自公政権と官僚の責任は重大であり、その穴埋めのために消費税を増税するなどということは、絶対に許されないことだ。
国の借金を増やしたのは国民ではない。
官僚の責任が問われなければならない。PR